寒い季節は北京のグルメ博物館へ行こう~

2019-01-03

中国料理っていうのは日本の方にすごく馴染みのある料理ですが、実は歴史が長い中国料理にまつわる物語や食べ物自体もなかなか深い意味が秘められています。そんなグルメの歴史と作り方を知り、中国料理も一層楽しく堪能できるでしょう。それでは、北京にある食べ物をテーマとする博物館を紹介しましょう。

中華軽食博物館

厳密に言うと、「中華軽食博物館(中国語表記:中华小吃博物馆)」は博物館よりも軽食が楽しめるスポットと言ったほうが正しいでしょう。ここは北京の「万豊小吃城」とも呼ばれて、総面積が4000平方メートルです。この中に、中国全国の56の民族からの3000品目あまりの軽食が集中しています。住所は北京市・豊台区万豊路306号です。

また、ここにはたくさんの軽食に関する文化財もあります。本物か偽物か、目まぐるしく感じます。館内に展示中の1500件以上の収蔵品には、漢の時代の食器や明・清の時代の料理搬送ボックス、食品加工のために使う器具、茶具、キチン道具などが含まれています。

ここの一階と二階では中国各地からの特色軽食を経営しており、3000平方メートルにもわたる三階には空中花園と中華小吃博物館があり、そこに千以上の古い写真が展示されて、百年来の中国の伝統的な飲食文化の変遷を記録しています。今ここは国内外からの観光客が中国を知り、中国の伝統的な飲食文化を感じとる重要な窓口となってきます。

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住所:北京市市豊台区万豊路306号(北京市丰台区万丰路306号)

全聚徳北京ダック博物館

北京にある「全聚徳北京ダック博物館(中国語表記:全聚德烤鸭博物馆)」は全聚徳和平門店の七階に構えられて、面積が1000平方メートルです。思えば、こんな地価が高い場所でこんなに広い面積を博物館として使うなんて、老舗の「全聚徳」しかできないでしょう。

この博物館の出入り口には、客を迎えているような金色の北京ダックの彫刻と、北京ダックを仕上げるための一連のプロセスの彫刻が見えます。ここのダックは「填鴨(パッケンティンアップ)」という方法を使用して、それをオーブンに吊るまえに、まずは鴨の中に空気を吹いて鴨を膨らまなければなりません。こう仕上げた北京ダックはもっとなめらかで艶を見せるからという。そして焼く前に甘味噌を塗って、24時間干しも干しなければなりません。準備を整えば200℃もある高温オーブンにダックを入れます。オーブンの燃料はよく桃の木を使っています。食べるとき、薄い皮パイとネギと味噌を入れて一緒に食べるのが一般的です。

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住所:北京市東城区東交民巷44号(北京市东城区东交民巷44号)

御仙都•中国皇家菜博物館

北京にある料理の博物館を紹介しましょう。その名は「御仙都•中国皇家菜博物館(中国語表記:御仙都・中国皇家菜博物馆)」といい、ここはなんと言ってもインテリアもサービス風格も清の満族の風情を再現しようとします。

キッチンでの作業プロセスがよく整っており、制作の細工を凝らした料理はいずれも見た目・香・味にかんして満点です。このようなグルメに、「見られる、食べられる、見物可能、遊べる」という総合的な体験に加えて、ここは今年の北京の夏に真新しい場所になるに違いありません。

五千年の歴史を歩んできた中国皇家料理の歴史を展示するエリアは、歴史上の中国皇家名料理・名料理人を重点的に紹介して、その中の養生原理も分析しました。

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住所:北京市海淀区西四環北路117号(北京市海淀区西四环北路117号)

王致和腐乳科学普及館

「王致和腐乳科学普及館(中国語表記:王致和腐乳科学普及馆)」という中国の伝統的な食べ物「腐乳」の発酵と各種類の腐乳豆製品の歴史に関する知識を系統的に展示する博物館を紹介しましょう。ここでは、展示板やビデオ体験など様々な方法で、この独特な食べ物の歴史と変遷を紹介します。

展示館に入ると、王致和氏の物語が目の前に展開します。1669年、安徽省出身の王致和氏が売り切れられなかった豆腐を漬けてみた後、偶然に発酵食品である「臭豆腐」を仕上げました。そのあと彼はこれで事業を起こして、1678年に「王致和南醤園」を立ち上げたという。西太后もその美味しさに舌を巻いたから、「青方」との称号が授けられました。

科学普及館には、三百年前であった王致和南醤園の縮小図とした伝統的な作業加工エリアが見られ、そこでは磨き道具、カッター、容器、ろ過器などの道具が置いてあり、臭豆腐を仕上げるための煮込み、つなぎ入れ、ろ過など一連なプロセスを展示しています。

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住所:北京市海淀区阜石路41号(北京市海淀区阜石路41号)

文・北京旅行網

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