中国で春節期間に「ガラガラになった都市トップ10」

2019-02-14

中国のデジタル地図・ナビゲーションサービス・高徳地図が12日に発表した2019年春節(旧正月、今年は2月5日)の交通状況報告によると、1月28日から2月4日までの8日間、都市を出ていった人の数が最も多かった都市トップ10に深セン、北京、上海、広州、東莞などが入り、「春節にガラガラになった都市」となった。一方、都市にやって来た人の数が最も多かった都市トップ10には周口、阜陽、商丘、茂名、徐州などが入り、「春節に家族団らんで盛り上がった都市」となった。北京、上海、広州、深センのうち、都市にやって来た人の数が最も多かったのは広州で、帰省の一般的な流れに「逆行」した人が最も多い都市となった。北京日報が報じた。

「春節にガラガラになった都市トップ10」を地域別に見ると、珠江デルタでは、深セン、広州、東莞、仏山が、長江デルタでは上海、蘇州、杭州がランク入りしいる。北京・天津・河北エリアでは、北京が唯一ランク入りした。

大都市では都市を出ていった人が多かったのと同時に、交通の效率が顕著に向上している。交通ビッグデータによると、2月4日から10日までの1週間の交通渋滞指数を平日と比べて下降幅が最も大きいのは北京で42.1%減。以下、貴陽、広州と続いた。北京で春節期間中に最も人気だった観光スポットは天安門広場、八達嶺長城、地壇公園だった。

今年はたくさんの期待の映画が春節映画として同時に公開され、多くの人が春節期間中に映画館に足を運んでいる。統計によると、北京、上海、広州において、高徳地図を使って映画館を探した人の数は、昨年に比べてそれぞれ33.24%、28.28%、41.41%増加した。一方、以前は春節期間に人気の娯楽施設となっていたカラオケボックスやネットカフェに行った人は昨年に比べて大幅に減少した。高徳地図のビッグデータによると、北京、上海、広州を含む主な人口流出都市10都市では、カラオケに行った人の数は12.25%、ネットカフェに行った人の数は19.06%減少した。

人民網日本語版

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