感性くすぐる芸術空間! 北京のアートスポット「中間芸術区」

2019-03-19

賑やかな北京市内から離れ西へ遠く進むと、郊外の西山に隣接する、人影がグンと少なくなる街には建物群があります。それが今回ご紹介する「中間芸術区」です。ここは中間美術館、中間劇場、中間映画館、芸術工坊の四つのエリアが含まれ、それぞれの見所を紹介していきましょう。

芸術工坊は外から見ると、真っ黒でどこか堅めのイメージのビルですが、中に入ったら、なんと北京の伝統的な四合院となっています。整列と並ぶ作業ルームのドアはクールな黒でまとまり、銀杏の木がたくさん植えられている庭もあり、毎年秋になるときれいな黄金色となり、この静かな環境に更なる深みを加えます。

続いては中間劇場。中に入るまでには長い階段があり、そこで写真を撮る観光客は後を絶えません。劇場で公演などを見なくても、長い階段と青い空を眺めるだけでも気持ちがよくなります。

そこからもう少し歩くと、中間芸術館に辿りつきます。中間芸術館の外は浅い池のような作りとなっていて、美術館の正面の大きなガラスが池に投影され、きらきらと輝いてきます。美術館のメイン建築は三階あり、エレベーターに乗っても長い階段を登っても、好きな観覧ルートを選べばいいです。

美術館と劇場の間にある露天劇場は最後ご紹介する「中間映画館」です。そこには階数がとても多い階段があり、階段の横にはさまざまな言葉が書かれていて、映画のせりふや深い意味の段落など、例え中国語が分からなくても、文字の力というものはきっと感じられるでしょう。

そのほか、中間芸術区の近くには賑やかな商店街もあり、お買い物もグルメも楽しめられ、市内からすこし遠く離れるのですが、興味がある方はぜひ一度訪れてみてください。

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住所:北京市海淀区杏石口路50号

文・北京旅行網

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