北京を代表するおみやげ「京八件」とは?

2019-03-15

北京を代表するおいしいお土産を紹介しましょう。その名は「京八件」と言い、「京」は北京で、「八件」は八つの中国菓子のことです。すべては伝統的な食材と作り方で作った中国菓子で、しかもそれぞれには違う意味合いが込められています。それでは、いったいどんなものか見てみましょう~

1.材料は八種類

ナツメのつぶし餡、青梅、干しぶどう、バラ、小豆のこし餡、白砂糖、バナナ、椒塩(粉サンショウと塩を混ぜた調味料)

2.形は八種類

楕円形、如意(仏具)形、桃の形、杏の形、カシューナッツの形、ナツメの形、ハスの葉の形、卵の形

3.八つの意味

①幸福を意味する「福」の字が書いてある餅。

②高い地位と財力を象徴する「太師餅」。

③長寿を意味する桃の形の餅。

④方形の帯が付いている二つの「喜」からなっている「囍」という文字が書いてある餅。

⑤財産やお金を意味する馬蹄銀の形のスパイシーの餅。

⑥本のような巻き物の形をしているスパイシーで塩味のある餅。

⑦「吉慶有余(吉と幸運が余るほどある)」という言葉の発音と似ている「鶏油餅」。

「吉」も「慶」も、良いことで、「有余」は余る・溢れ出るという意味。

⑧子だくさんを意味する「棗花餅」。

中国語では、「ナツメ」と早いを意味する「早」の発音は同じで、新婚夫婦が早く子供ができるという意味が込められています。

空港や街にあるおみやげ店で簡単に購入できます。

おすすめのブランドは北京を代表する老舗「稲香村」や「御食園」などがあります。

文・北京旅行網

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