違う北京の一面を発見!感性溢れるアートスポット

2019-04-18

長い歴史を持つ北京、そのイメージは伝統的な町並みや数多くある世界遺産にこだわらずに、活気溢れるおしゃれでアート性溢れるスポットもたくさんあります。今回は北京にある若者がよく行く人気スポットとアートスポットをまとめて紹介しましょう。

798芸術区

北京の東北部に位置する「798芸術区(中国語表記:798艺术区)」は北京で最も有名なアートスポットです。ここはもともと電子製品を生産する国営工場でしたが、都市の発展に伴い、だんだん使われなくなりました。

2002年の頃、北京や近辺で活躍するアーティストがここに集中し始め、やがて多くのギャラリー、画廊、ブディックが次々とオープンし、観光スポットとも成長してきました。人が多くなるにつれ、自然にレストラン、バーやカフェも増え、ここで生活する人と遊びに来る人が増えて来ます。

元工場ということで、そのスケールも大きい。大体半日を使って気の向くまま、気になる店やギャラリーに入ったほうが冒険的な気持ちも兼ね、新しい発見があるかもしれません。入場料は無料だが、一部のギャラリーを見学する時は入場料が必要なので、そこは注意してください。

798で最も歴史のあるカフェ「at Café」がおすすめで、大きいな窓からは廃工場や煙突が聳え、店内から外を眺めるのは時間の流れが感じられます。また、一番有名な「UCCA(ユーレンス現代美術センター)」も必見!赤いレンガで建てられた建物とおしゃれなギャラリーは対照的ですごく印象に残ります。

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住所:北京市朝陽区酒仙路4号

751Dパーク

北京にはコスプレヤーたちに大人気なスポットがあり、その名は「751Dパーク」です。中国語表記は「751D•park北京时尚设计广场」で、798と同じ場所にあり、もともとは七十年代北京の三大ガス会社の一つで、その後段々歴史の舞台から降りて、廃棄工場となりました。

名前に「751」が付いているのも工場の番号で、しかしここは取り壊されなく、2003年工場が正式に閉まったから、作業スペースと各種の機械や設備はちゃんと手入れされ、保存しました。今はアートスポットに変身し、その独特な雰囲気が人気で多くの観光客もわざわざ足を運び、ここで見学しに来ます。

もちろん、プロのコスプレヤーじゃなくても、普通の人でも簡単に迫力満載でインスタ映えをする一枚が撮れます。最新の中国アート作品展もよくここで開催され、個展巡るが好きな方でも楽します。夜になると雰囲気は一気に変わり、大きく高く聳える煙突と輝く照明が奇妙な空間を作り出し、近未来をテーマにした映画に出演するような気分も味わえます。

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住所:北京市朝陽区酒仙橋路4号

草場地芸術区

「草場地芸術区(中国語表記:草场地艺术区)」は北京市・朝陽区の崔各郷の草場地村にあるアートスポットです。2002年に「北京草場地文化芸術センター」が建てられ、現在に芸術区の建設面積はすでに80,000平方メートルにも達しています。

今は北京にクラスアーティストの工房や作品を展示する窓口、芸術交流を行うプラットフォームの役割も果たしています。

住所:北京市朝陽区空港補路88号

中間芸術区

北京の繁華エリアから離れる「中間芸術区(中国語表記:中间艺术区)」を紹介します。ここは中間美術館、中間劇場、中間映画館、芸術工坊の四つのエリアが含まれ、それぞれの見所を見てみましょう。

芸術工坊は外から見ると、真っ黒でどこか堅めのイメージのビルですが、中に入ったら、なんと北京の伝統的な四合院となっています。続いては中間劇場。中に入るまでには長い階段があり、そこで写真を撮る観光客は後を絶えません。

もう少し歩くと、中間芸術館に辿りつきます。中間芸術館の外は浅い池のような作りとなっていて、美術館の正面の大きなガラスが池に投影され、きらきらと輝いてきます。美術館と劇場の間にある露天劇場は最後ご紹介する「中間映画館」です。そこには階数がとても多い階段があり、階段の横にはさまざまな映画のせりふが書かれています。

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住所:北京市海淀区杏石口路50号

中国油絵院

「中国油絵院(中国語表記:中国油画院)」はあまり広くないのですが、写真撮りにはぴったりなスポットです。定期的な展覧会の他に、院内の白い教会の周りに、松が密生しており、そばに赤レンガの建築もあります。

午後三時から五時まで、日差しは教会の背部からさし、自然な照明が一番いいです。

住所:北京市朝陽区高碑店文化芸術新街1704

華熙LIVE•五棵松

北京の海淀区・複興路にある「華熙LIVE・五棵松(中国語表記:华熙LIVE•五棵松)」は五棵松スタジアム、バスケットボール公園、五棵松文体広場および氷上運動センターなどさまざまの施設によって構成されています。毎年ここでは数百回のコンサート、スポーツ競技などのイベントを開催し、北京の人気スポットです。

沈下式の建築のため、中心には大型の活動広場があります。ここはすでに110ぐらいの店が出店し、さまざまな料理が楽しめます。日本では珍しいドリアン焼肉、重慶の麺料理、北京ダックの店、ピザなどがあります。また、北京時代美術館はここの東北部に位置しており、さまざまな展示が行われ、時間があればついでに行ってもとても便利です。

住所:北京市海淀区複興路69号

いかがでしょうか。北京の繁華街にあるスポットからすこし遠くへ出掛けるスポットまで、北京の遊び場は実にたくさんあります。定番の北京観光からすこし外れて、おしゃれで現代的な北京の一面を体験しても見てみませんか。

文・北京旅行網

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