中国時代劇『瓔珞<エイラク>』の舞台となる故宮・養心殿&長春宮

2019-05-14

昨年、中国で大きな話題となった人気時代劇『「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~(原題:延禧攻略)」(全70話)』は今年2月18日から日本でも放送され始めました。

今回はこの人気ドラマの舞台となる北京の人気観光地「故宮」を、ドラマのストーリと関わる部分を比べながら紹介したいと思います。もうドラマを見たという方も、まだ見ていない方も、きっと故宮での観光をよりよく楽しめるに間違いなし!

前回はすでにドラマのメイン舞台である「延禧宮」を紹介しましたが(~中国時代劇『瓔珞<エイラク>』の舞台となる故宮・延禧宮~)、今回は引き続きドラマに関わるほかの宮殿も見てみましょう。

養心殿

『延禧攻略』の中、毒舌キャラで人気になった乾隆帝の住まいはこの養心殿。ここで政務を処理したり、大臣と相談したり、または勉強や休憩もして、乾隆帝にとってとても重要な場所です。

歴史によると、清の皇帝の中で計八人がここに住んでいました。あの有名な西太后もここで「垂簾聴政」をして、政務を執ることがありました。そこからは養心殿は故宮の建築群の中で非常に重要な位置を占めていることが分かります。

仕事に勤勉な乾隆帝はここで長い時間を過ごしたこともあり、故宮に来たらこの養心殿は絶対に見逃さないでください。

長春宮

『延禧攻略』の登場人物の中の人気キャラ、質素で倹約家の皇后・富察氏がいます。富察皇后は乾隆帝に非常に愛されていた皇后で、お互いを尊重し合い仲が良かったと言われています。

乾隆帝が雍正帝から「長春居士」の称号を与えられた時、富察皇后が住む宮殿も「長春宮」という名前でした。二人の愛情はここからもよく分かります。

ドラマの主人公である魏瓔珞と富察皇后もこの長春宮で知り合い、仲良くなっていきました。長春という言葉は、春の季節が長く続き、あらゆるものが生き生きとして、美しい様を表します。故宮に来たら、この名前も歴史も美しい長春宮を見てみましょう。

文・北京旅行網

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