快適で風情ある北京の四合院ホテルに泊まってみよう♪

2019-05-16

中国の首都である北京、国際都市としてたくさんの五つ星ホテルがありますが、近年繁華街の高級ホテルではなく、北京の伝統的な建築「四合院」を改築した中国風ホテルに泊まるのがだんだん流行ってきました。

そこで、今回は観光に便利で、かつ泊まり心地のいい北京の四合院ホテルをピックアップしてご紹介します。

什刹海紫檀ホテル

「什刹海紫檀ホテル(中国語表記:什刹海紫檀酒店)」は北京市の中心部の「興華胡同」にある中国風ホテルで、もともとは清朝の大将軍の私邸でした。狭い胡同に位置していますが、中に入ると広い空間が広がります。インテリアの一つ一つは古い北京の味わいがして、高級木材である「紫檀木」をふんだんに使って作られた家具はさらに高級感を増します。木の重厚な木目はここの歴史を語っています。

北京伝統的な家屋「四合院」をリフォームして建て直したホテルですから、昔ここに住んでいた北京っ子の生活が体験できます。デザインや大きさが違う客室は全部で十室あり、中庭にはグラス張りの天井もあり、日当たりもとてもよい。伝統的な北京家屋の魅力を存分に感じられるホテルとして、人気観光スポットである什刹海へも近いので、観光には持って来いの宿泊スポットでしょう。

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住所:北京市西城区興華胡同42番

北京如園四合院ホテル

「北京如園四合院ホテル(中国語表記:北京如园四合院酒店)」は北京・東城区に位置し、2013年にオーペンした大型四合院式ホテルとして知られます。「如園」は清の時代に建てられ、有名な日本の建築設計事務所の設計を経て今の如園ホテルへと変わり、北京風の伝統的な四合院とモダンな一面を併せ持つ中国風ホテルとしてとても人気です。

部屋の中には骨董品や古風な家具が随所見られ、客室を出たら、青々とした木々が目に飛び込んできます。北京の四季折々を堪能することができますので、ここに泊まれば、きっと美しい思い出になるでしょう。

住所:北京市東城区東四十四条75号

北京婧園雅築ホテル

「北京婧園雅築ホテル(中国語表記:北京婧园雅筑酒店)」は北京の人気ショッピングエリア「王府井」からわずか徒歩2分のところにあり、天安門広場や故宮博物院など、北京を代表する観光スポットへのアクセスもとても便利です。歴史あるこのホテルは清の名士・左宗棠の故居で、美しい景色に囲まれる中庭も、宿泊用の部屋も古風な作りに拘っています。

客室は中国風と西洋風の二種類があり、各部屋には無料WIFIなど便利なアメニティも完備しています。中国風の飾りや木製の家具、工芸品や伝統的な織物などが多用され、静かで上品な環境で、宿泊客が落ち着いてリラックスできます。ホテルのフロントでは、観光案内のサービスも提供しており、ここで万里の長城への日帰りツアーを申し込めます。

住所:北京市東城区王府井西堂子胡同35号

北京杜革ブティックホテル

「北京杜革ブティックホテル(中国語表記:北京杜革私人酒店)」はかつて清の時代、内務大臣を務めていた明善のお宅の一部です。歴史ある建物をリフォームして、住み心地いい中国風ホテルへと改築されました。このホテルにはさまざまなテーマを持つ客室があり、それぞれが浴室付きでとても快適です。

さらに、部屋は北京の伝統的な建物「四合院」をモチーフし、それぞれ独立した庭付きの部屋はちゃんとお客様のプライベート空間を守ってくれます。更に庭の自然景色も楽しめられ、都市の中にある珍しい静かな空間として人気を博しています。

住所:北京市東城区前園恩寺路地801号

龍珠堂四合院ホテル

北京市内にいながらも時間がゆっくりと感じられ、緑豊かな「龍珠堂四合院ホテル(中国語表記:龙珠堂四合院酒店)」を紹介しましょう。北京の伝統的な建築「四合院」をリフォームしたこのホテルは静かな古い路地「胡同」に位置し、典型的な四合院建築様式で、四つの面に家屋があり、間には廊下で繋がっています。部屋は独立しており、外からも覗けない構造で、プライバシーをちゃんと守ってくれます。また、天安門広場、故宮などの有名観光地へは近く、北京ダックの老舗「全衆徳」の本店、人気ショッピングストリート「西単」へも徒歩で行けます。

緑豊かな庭、金魚が跳ねる音、きれいな中国式庭園は昔の風情を残しながらもホテル内では各種アメニティが揃っており、なんの不便もなく泊まることができます。部屋も中国風でまとまり、随所には木の温もりが感じられ、色は中国を代表する「赤」を多用していますが、色合いがきれいで落ち着いた雰囲気を演出しています。

ロフト式な部屋から大人数の家族が住める部屋まで、住みたい人数や旅のスタイルに合わせて選ぶことができます。さらにホテル内にはバーがあり、一日の旅の疲れはお風呂に入ってから静かな庭で美味しいお酒で終わるのは最高でしょう。

<INFO>

住所:北京市東新帘子胡同34号

いかがでしょうか。庶民の生活が身近で体験できる、そして宿泊に必要な施設が整っている四合院ホテルに興味がお持ちになったら、ぜひ一度泊めてみましょう~

文・北京旅行網

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