いよいよ北京も夏に入りました！これからはどんどん熱くなるでしょう。そこで、北京ならではの夏のスイーツや飲み物を皆さんに紹介しましょう。

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北京チーズ

北京チーズは最初、宮廷の料理の一つとして、皇室の料理人でしか作れない、普通の庶民は触れられない高級なものでしたが、嬉しいことに、今は手軽にゲットできます～

チーズ魏（中国語表記：奶酪魏）

庶民はまったく食べるチャンスがない北京チーズですが、清の光緒帝の時代、やっと「チーズ魏」という店ができ、普通の人でも買えるようになりました。

この店は最初「麟記チーズ屋」と呼ばれ、「チーズ魏」という名は創始者である魏鴻臣に対するの呼称です。この店の宮廷チーズは柔らかく美味しく、最も不思議なのは器を持ってそれをひっくり返ってもこぼさないことで、もし北京チーズに興味があったら、この店に来て体験しましょう。

住所：北京市広安門内大通り202号牛街の北口

文宇チーズ店（中国語表記：文宇奶酪店）

北京の人気観光スポットである南鑼鼓巷に位置する「文宇チーズ」はおそらく最も人気のある北京チーズ店と言えましょう。店の責任者は長らく北京チーズの名店「三元梅園」で働いてきた料理人なので、昔ながらの作り方で北京チーズのおいしさを再現しています。

オリジナル味のチーズは美味しくて、淡いミルクの香りとヨーグルトの味が漂い、食べると止まらなくなります。南鑼鼓巷の近くに来たら、友達とお散歩してからこの店のチーズをゆっくりと食べてリラックスしましょう。

住所：北京市東城区南鑼鼓巷49番

雪花酪

「雪花酪」とは夏にぴったりの昔の北京の伝統的なかき氷で、現在のアイスクリームのような位置づけでした。行商人が特製の道具で氷をかき氷に仕上げて、大きな木製の桶に入れておいて、買い手ができたら、まずは碗にかき氷を盛り付けます。

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夏の人気ドリンク

品揃えが多く、さまざまなドリンクがある北京のコンビニですが、北京っ子にとって夏のソウルドリンクといったらやはり「北氷洋」と酸梅ジュースでしょう。

北京っ子のソウルドリンク「北氷洋」

北京っ子のソウルドリンクとも呼ばれる「北氷洋」、一見シンプルな炭酸ジュースですが、どんな料理にもあうのはその強み。

最近は味のバリエーションも増やし、最も普通の瓶の形からも缶や紙のパケッジーのものも出てきました。でもやっぱり瓶のやつが一番人気でしょう。冷たい炭酸ジュースは味の濃い料理との相性がよく、ぜひ試してみてください。

＜INFO＞

ほとんどのスーパー、コンビニで買えます。もしくは店で注文するのも可能。

酸梅ジュース（中国語表記：酸梅湯）

昔は夏の季節になったら、「酸梅湯（梅味の甘酸っぱい飲み物）」を売る屋台が北京の街中に見られます。熱湯入れの大きな壺にサンザシ、砂糖、モクセイなどを入れて、またその壺をアイス桶に納めると、涼しくて美味しい酸梅湯が出来上がります。酸梅ジュースの売り人は両手にお碗を持ちながら叩き、耳に快い声を上げるようにしていました。

でも今は簡単に瓶の酸梅ジュースが飲めるようになり、北京のグルメ店で注文しても、スーパーやコンビニでも簡単に買えます。ぜひ一度飲んでみてください～