北京には昔の家屋や建物をリフォームして建て直したホテルがたくさんあります。中には普通の民家から有名人が住んでいた私邸から、いろいろと違います。その建物の歴史を感じながら今の便利な施設を楽しむのは、宿泊ということもさらに面白くなるでしょう。そこで、今回はそんなホテルから二つピックアップして紹介しましょう。
瓦場ホテル
もともと工場だった場所がリフォームによってすばらしいホテルへと変身されました。それが今回語紹介する「瓦場」という北京の繁華街から離れているホテルです。郊外の小さな村にあるのは少し不便ですが、行き届いたサービスがその不便さを忘れさせます。
このホテルの外に出ると、すぐ万里の長城をゆっくり眺めるられ、夜になると静かな道で散歩したり、ホテルのバーベキューを楽しんだり、ただただお酒を飲むなど、普段疲れた体や心を癒してくれる場所とも言えましょう。
昔は黒い煙を立てていた工場ですが、今は緑豊かな敷地となりました。この瓦場ホテルには客室が25室あり、雰囲気の違う別荘も9棟ありので、旅のニーズや人数に合わせて選ぶことができます。また、高級なデザイナーズホテルとはいえ、村本来の建物を利用したから、とてもアットホームな雰囲気も人気を呼びます。
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住所:北京市懐柔区渤海鎮北溝村
公式サイト:https://brickyardatmutianyu.com/zh-hans/
什刹海紫檀ホテル
「什刹海紫檀ホテル」は北京市の中心部の「興華胡同」にある中国式のホテルです。もともとは清朝の大将軍の私邸でした。狭い胡同に位置していますが、中に入ると広い空間が広がり、インテリアの一つ一つも古い北京の味がして、高級木材「紫檀木」をふんだんに使用して作られた家具はこのホステルの特徴です。その木の重厚な木目はここの歴史を語っています。
北京伝統的な家屋「四合院」をリフォームして作ったホテルですから、昔ここに住んでいた北京っ子の生活が体験できます。デザインや大きさが違う客室は全部で十室があり、中庭にはグラス張りの天井があるので、日当たりもよい。伝統的な北京家屋の魅力を存分に感じられるロケーションに宿泊してみてはいかがでしょう。
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住所:北京市西城区興華胡同42番