北京で漢方養生の旅、「薬膳料理」篇

2019-08-07

北京には歴史遺跡や観光名所がたくさんあります、北京ならではの風景を楽しみ、古都としての北京についてももっと理解を深めるでしょう。また風景だけではなく、ここ中国の文化についてもいろいろと楽しめます。

今回は漢方文化と深くかかわりを持っている薬膳料理の名店を紹介し、皆さんも旅中からだをリフレッシュしてはいかがでしょう。

中衛御苑福膳

「中衛御苑福膳」は中国医学科学院薬用植物研究院傘下の薬膳をテーマとするホテルであり、2003年にオープンして以来、新鮮な漢方薬を食材として、人々のニーズによって百種近いの薬膳を開発してきました。

ホテルのレストランには飲み物をはじめ、おかず、主食などすべては食膳の専門シェフが丁寧に作ってくれます。ここでは天然な食材で作った料理だけではなく、中国の歴史ある食文化も体験できます。

ここでは120人が同時に食事をするスペースがあるほか、薬膳料理を食べながらもその料理に潜む漢方の知識を説明してくれるスタッフさんがいます。さらにホテル内にある漢方薬の長廊と薬用植物園の見学も可能です。

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住所:北京市海淀区中関村北大街円明園東門の駐車場の西北

頤和園・聴鸝館飯荘

「聴鸝館飯荘」は風景優美な観光名所である頤和園に位置し、頤和園にある最も有名な十三の主要建築の一つでもあります。1750年に、乾隆帝が自分の母親の生誕を祝うために建てた建物でしたが、後に焼かれ光緒帝の時代に建て直されました。

今ここは高級食材を贅沢に使った宮廷料理の名店で、颐和園の「壽膳房」のメニューと資料に基づき、料理人さんたちは怠らずに研究して新しいメニューを出し続けています。完璧な調理方法で古風で栄養がある料理を作ると同時に、現代人の好みに合わせて食べやすい宮廷料理に仕上げます。

食材を厳選し丹念に作られたすべての料理は見た目が美しくて、新鮮でおいしい、ヘルシーな品々ばかりです。代表的なメニューには宮門奉魚、紅娘自配、刺身の鍋、羅漢菜心などが挙げられます。

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住所:北京市海淀区新建宮門路19号頤和園の中

文・北京旅行網

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