まだまだ知られていない北京の観光スポット

2019-08-22

定番の景勝地以外にも、北京には見所がある観光スポットがたくさんあります。今回はそういったまだまだ知られていないスポットを一部紹介しましょう。

琉璃渠

「琉璃渠」は北京の永定河のそばに位置し、中国で有名な瑠璃の産地です。元の時代から朝廷はここで「瑠璃局」を設け、清の乾隆時代、北京瑠璃廠は再びこの土地へ移転されました。その後、水渠をこの地域まで修繕したため、村は「琉璃渠」と名付けられました。故宮の修繕だけではなく、人民大会堂、前門牌楼の建設に使用された瑠璃製品はいずれもこの小さな村が提供していました。

瑠璃村は瑠璃の名産地として名を知られ、「中国瑠璃の郷」と褒め称えられています。瑠璃は濃厚な中国特徴を有する建築装飾品であり、宮殿から権勢のある官吏の家まで、至るところに瑠璃の装飾を目にすることができます。昔、瑠璃を焼く時は炭ではなく、とても高価な松の木を燃やしていました。ある意味、瑠璃は中国の古代建築でその名に恥じない贅沢品でもあります。

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住所:北京市門頭沟区龍泉鎮

聖公会教会

北京にある数々の教会では、中国風と洋風を一つにした教会があります。それがかつて「中華聖公会」に所属していた「聖公会教会」です。聖公会教会、またの名は「安立甘教会」で、中国の「全国重点文化財保護単位」にも指定されています。

ここは清の光緒三十三年、イギリス人「チャールズ・ペリー・スコット(Charles Perry Scott)」が北京の職人を雇用して建てたもので、中国の華北地区で一番古く建てられた最大規模のキリスト教会です。メイン建築の建設面積は947平方メートルで、ほかの建築は全部で5955平方メートルあります。上から見ると十の字の形をしており、屋根は中国式の瓦屋根で、上に天窓と鐘楼もあります。

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住所:北京市西城区佟麟閣路85号

匯通祠

「匯通祠」、旧称は「法華寺」で、またの名は「鎮水観音庵」です。明の永楽時代に建てられ、北京市・什刹海の西海西北の小さな島にあります。清の乾隆二十六年に再建され、匯通祠と改名しました。

残念ながら匯通祠は地下鉄工事のため、全て取り壊され、今は再建されたものです。かつて都北京にある水路の流速を調整していた「心臓」部分でした。

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住所:北京市什刹海西海西北部にある島にある

文・北京旅行網

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