伝統的な町並みや建築が見られる北京の観光スポット

2019-09-04

北京には昔の建物がたくさん残している、また伝統的な町並みを再現したスポットがたくさんあります。現代的な大都会北京にありながらも、それらのスポットに入ったら、まるではるか昔にタイムスルップしたような感じもなってきます。それではそんな奇妙な体験が楽しめるスポットを紹介しましょう。

大観園

北京にある「大観園」は中国の代表的な名著『紅楼夢』の描写に沿って建てられた中国風園林で、元々明・清時代の王家農園で、明はかつてここで「嘉疏署」を設けていたそうです。ここに訪れた方々は小説のシーンを探し、紅楼文化を理解し、園内の美しい景色を堪能することができます。

園内の多くの建築に『紅楼夢』の登場人物の蝋人形があり、彼らが生活するシーンを見事に再現しています。ほかにも芸術展覧会があり、システム的に紅楼夢文化を知ることができます。風景を眺め、文化を知る以外にも、大観園では毎年様々なイベントを繰り広げています。飴細工、臉譜など民間の芸術も見られ、とても賑やかです。

<INFO>

住所:北京市南菜園街12号

古北水鎮

司馬台長城の下には美しい町があって、それが城壁の影に隠れて静かに佇む町の名は古北水鎮です。北京市密雲区に位置するこの町、昔は軍事急所だったが、今はその風貌を一変し、素敵な観光名所になりました。

ここで万里長城の夕焼けを見るのが定番のひとつ。昼間は小船で町の水路を回り、美味しい地方料理を堪能し、獅子舞や中国の伝統雑技を見て、美しい夕焼けの後、古北水鎮は夜の顔を見せます。

風景を楽しむだけではなく、ここではいろいろな見学をできます。町には数多くの店が存在し、酒屋、凧屋、切り紙を専門に扱う老舗など、中国の伝統文化も体験できます。

中国北部にある古北水鎮には江南を感じさせる風情があり、そして万里の長城は少し北方民族の硬さを残しています。両面の中国を楽しめるという感じはいかがでしょうか。

<INFO>

住所:京承高速道路承徳方向の24番出口を出るとすぐ。

陶然亭公園

北京の西城区にある「陶然亭公園」は1952年に開園した公園で、中国伝統な建物は古風な雰囲気を作り出します。4A級の観光スポットにも指定されたこの歴史名園は敷地面積なんと56.56ヘクタールがあります。

中には水域面積が16.15ヘクタールで、豊かな自然に恵まれ、天気のいい日なら、カップルや家族がボートを漕ぐ姿はよく見かけます。

有名な「陶然亭」もこの公園にあり、中国四大名亭の一つとして名高く、公園の名前からもそれが伺えます。また、園内にある「慈悲庵」は元の時代に立てられ、清の康煕帝の時代では、全国の文人は上京した時、必ずここを訪れるという。

夏では、園内の蓮の花が咲いて、とてもロマンチックな雰囲気になります。時間があれば、ぜひ一度この美しい公園を見に来てください。

<INFO>

住所:北京市西城区右安门東街陶然亭公园

文・北京旅行網

モデルコース
人気おすすめ