中秋節、外国ではどう過ごす?

2019-09-12

華人のいる所に中秋節(旧暦8月15日、今年は9月13日)の風習あり。英国で長年生活した王さんによると、英国ではこの日、ほとんどすべての華人が集合し、獅子舞や灯籠(とうろう)、ギョーザ、月餅なども登場し、にぎやかに祝日を祝う。その雰囲気は中国国内でよりも濃厚だという。新京報が伝えた。

韓国や日本、ベトナム、タイなどの東南アジアの国々にも中秋節を祝う習慣があり、それぞれユニークな過ごし方がなされている。

韓国の中秋節は「秋夕」と呼ばれる。親戚や友人に贈り物をするのが習慣で、「感恩節」とも呼ばれている。中秋節は、韓国では重要な伝統的祝日の一つで、その重要性は春節(旧正月)よりも高いとされる。現地では国民の福利厚生として3日間が法定休日となる。韓国の各家庭は毎年「秋夕」の早朝になると、新たに収穫した穀物や果実酒、ソンピョン、芋汁、バラエティ豊かな果物を祖先のために供えるのが習わしだ。

旧暦8月15日は日本でも、「十五夜」または「中秋の明月」と呼ばれて祝われる。日本人は月を鑑賞する習慣があり、「月見」と呼ばれる。中国人が月餅を食べるが、日本人は月見の際、もち米で作った団子を食べる。この団子は「月見団子」と呼ばれる。

ベトナムでは旧暦8月14日と15日の2日間、灯籠祭りが行われるほか、獅子舞や月見の習慣もある。タイの中秋節は「祈月節」と呼ばれ、8月15日の夜には、老若男女がそろって月をお参りし、幸福を祈願する。ラオスの「月福節」はさらににぎやかで、この日の夜には満月を鑑賞し、若い男女は朝まで踊り明かすという。

人民網日本語版

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