北京の人気軽食ストリート&市場

2019-09-17

北京にはさまざまな軽食があります、「それらを一遍に食べたい」という方には軽食が集中出店のグルメストリートと市場をおすすめします。それでは、今回は北京にある最も有名な三つの人気軽食ストリート&市場を紹介しましょう。

隆福寺軽食

「隆福寺軽食(中国語表記:隆福寺小吃)」は北京の隆福寺前の軽食市場のことです。古書の『日下旧聞考』によると、「隆福寺は毎月三、九、十日の度に縁日があり、多くの商品が出され、都市の冠になる」という記載があります。縁日に出された軽食の質の高さ、種類揃えの豊富さで有名になりました。

その後、隆福寺軽食店がオープンされました。隆福寺街の人気軽食及び北京の約百種類の軽食をメニューに入れ、その中に、かの西太后の大好物だというグリーンピース、艾窝窝などの宮廷軽食、そして庶民の大好物の豆のパン、豆汁、焦げたドーナツのような「焦圏」、豆腐のお汁なども加え、選択肢がたくさんあります。

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住所:北京市朝陽区広営郷紅軍営村53番

牛街

北京には「北京の軽食は宣武にあり、宣武の軽食は牛街にある」という言い方があります。牛街は北の広安門内大街から始まり南の横街まで延び、街には牛街礼拜寺があるため、有名な観光スポットでもあります。

牛街は北京のイスラム教徒の居住地で、牛街とその付近の胡同に旧北京風味の軽食店やレストランがたくさんあります。

象徴的な食べ物には「面茶(小麦粉で作った食べ物)」、豆汁、豆腐脳、豆腐団子スープ、「卤炸豆腐(揚げ豆腐)」、「雑碎湯(モツスープ)」、「漏魚(澱粉で作った食べ物)」、「糖耳朵(小麦粉で耳の形に揚げたもの)」などがあります。

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住所:北京市西城区牛街

護国寺

「護国寺軽食本店(中国語表記:护国寺小吃总店)」は60年余りの歴史を持っており、百種以上の北京風軽食がここで食べられます。

「艾窝窝(蒸したもち米でアズキあんや砂糖をくるんで作った団子)」、「驢打滾(もち粉で小豆餡をロール状に巻き蒸してからきな粉をかけた菓子)」、「豌豆黄(エンドウを材料にした羊羹)」、豆汁、「焦圏(リングにつくった揚げパン)」、「面茶(トウモロコシ粉や小麦粉にゴマなどを加えたお粥)」など、食べたい北京料理なら全てここで食べられます。

系列店も多いのですが、ここ本店なら本番の味が楽しめます。しかも百種類以上の軽食が選べられ、どれも試す価値ありです。

住所:北京市護国寺大街93号

文・北京旅行網

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