北京で変わったおみやげ、写真館で記念になる一枚を!

2019-11-01

北京にはさまざまなおみやげがあります、駅や空港の売店でよく見かける御菓子のセットや京劇の人形、もしくはすこし高級な伝統工芸品など、受け取る人を想定してたくさんの選択肢があります。

そこで皆さん自身のお土産はどうでしょう。せっかく北京に来たからほかの人に送るのと違うものを記念として残るといいですよね。今回は北京の歴史ある写真館を紹介し、普通に買ったらすごく高いチャイナードレスや中国の伝統服装を借りて、旅の記念を残りましょう。

大北照相館

「大北照相館」は1921年に創立し、中国の写真館業界でも老舗の名で知られている写真館です。中国語では「照相」は写真を撮るという意味で、「照相館」はつまり日本語でいう写真館のことです。

中国で一番古い写真館の一つで、北京市内現存の一番歴史ある写真館でもあります。もともとは北京の前門外の石頭胡同にあったが、当時は京劇の服装を撮影するために起業し、1958年に前門大街に移しました。1979年、1988年と1996年、三回の改造工事も行って、2005年に北京の花市棗苑に移転。そして、2008大北照相館は再び前門大街2号に戻ってきました。

今は各種の証明写真、子供写真、家族写真、ウェディング写真、モノクロ写真など、さまざまなサービス内容が揃っており、出来上がった写真はその独特な雰囲気で多くの観光客の間で大人気です。

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住所:北京市前門大街2号

中国照相館

「中国照相館」は1937年に創立し、1956年に上海から北京へ移転した写真館です。半世紀近くの年月で、上海、北京を渡り、二代のカメラマンたちが心血を注いだ場所でした。

お宮参りの写真、ウェディング写真から家族写真まで、「中国照相」の文字が刻まれた小さな写真一枚一枚が多くの昔の北京市民の家で代々伝わる大事な一枚でした。

ここは毎日早朝からお客さんが列を作り、深夜までも営業を続ける輝かしい時代がありました。そこから客数が大幅に減り、人手不足のどん底の時期も経験し、写真館の競争はとても激しい今でも、しっかりと生き抜くことができました。1956年、上海から北京に移転したころの十数名のスタッフから今日の数百名の社員、2000万元の年間売上高まで発展し、中国照相館は自らの努力と実力で「老舗」の誇りを守り通しました。

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住所:北京市東城区王府井大街180号

麗新照相館

1949年、通州商会の登録によると、民国元年の年頭、つまり1912年、28歳の蔡在山が北京の通州万寿宮胡同路北47号で通州初の写真館を開きました。この写真館を「潤身」と名づけ、その名前は「写真は魂を吸い取る」という民間の噂を晴らすためにつけたものでした。これが今回最後にご紹介する「麗新照相館」の前身でした。

麗新の業務内容は専門の証明写真、生活写真、子供写真、ウェディング写真、家族写真や各種映像作品、特に団体活動の屋外撮影などが含まれています。2015年、「北京老字号」という政府認定の老舗称号ももらい、ここでは老舗写真館ならではの一枚を撮ってみてはいかがでしょう。

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住所:北京市通州新華南路94号

文・北京旅行網

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