寒くなったこの天気にぴったりな北京軽食

2019-11-06

北京は七つの時代の都という歴史を誇り、その影響で今も数多くの宮廷料理が残っています。その時代の中国飲食文化の最高水準を代表する宮廷料理ですが、みんなが食べられるというわけではないことから庶民のグルメもたくさんあります。

それでは、今回は北京っ子がよく通う現地のグルメ通も納得する北京軽食の名店を紹介しましょう。

北京・故宮博物院の近くにある「河沿肉餅」

地元の人が週三に行っても飽きのない店と言われるこの「河沿肉餅」。毎日、肉餅を買うために、たくさんの人が長蛇の列を作っているのはまさに普通の光景といっても過言ではありません。

故宮の東華門から歩いて、すぐ「河沿肉餅」の看板が見えてきます。旅で疲れた時、この店で肉餅をを一つ注文し、おいしい味を楽しみながらもちょっと休憩することをおすすめします。大人気の看板メニュー「北京ダック肉餅」を一口食べると、口中が肉のうまみで溢れていて、幸せな気分にもなれます。

体にいいお粥と一緒に食べるとさらにおいしさが増しますから、近くに着いたら、ぜひこの店に行って試してみてください。

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住所:北京市北河沿大街159-2番

北京・黒窯厂街にある「糖油餅」

「糖油餅」は北京の伝統的な軽食の一つです。「油餅」は小麦粉を練って丸い形にして、油で揚げた中国式揚げぱんみたいな食べ物です。北京の黒窯厂街にある糖油餅の屋台はすごく人気で、地元の人だけではなく、遠くからわざわざ食べに来る人もたくさんいます。毎日は何千個も売られると言われ、その人気ぶりに圧倒されます。

さらに店では自分好みの糖油餅も作ってくれます。糖油餅を厚くしたい場合や砂糖の分を追加したい場合では、大声で店の人に伝えばいい。それを聞いた店員さんは親切にそのリクエストに応え、好みの味を作ってくれます。砂糖の量を追加する場合はプラス0.5元が必要ですが、厚くしたい場合は値段はそのままでいいです。もしこの辺りに来たら、ぜひ食べてみましょう。

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住所:北京市黒窯厂街四平園南平房3-1号

朝ご飯に老舗の「徐記焼餅」

「焼餅」は北京の伝統料理の一つで、日本の焼餅と違い、これは小麦粉を練って伸ばした生地を焼くものです。「徐記焼餅」は北京有名な老舗で、ここでは長年伝わってきた作り方で作った焼餅が食べられます。

オーナーさんは今も伝統を大事にし、昔ならではの味を守り続けています。その人気の一つは生地に香辛料の「ウイキョウ」を包み込むことで、さらに香ばしくなる味はシンプルだが飽きません。テキパキ働くオーナーさんも優しくて愛想のいい人で、接客をしながらも仕事をきちんとこなすプロ意識がとても高い。

注文して数分も立たないうちに、湯気の立つ豆の粉団子汁と焼餅をお客さんの前に持たせます。また、「糖火焼」という伝統のお菓子も販売されていて、あわせて食べるのはとても美味しい。きれいに焼きあがった黒砂糖をまぶした皮はサクサクして、中もまた黒砂糖が何層も重なり、新鮮な食感で一口を食べると止まりマサン。北京に来たらぜひここの朝食を試してみてください。

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住所:北京市白塔寺安平効巷31番

文・北京旅行網

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