この季節にぴったり!あっさり系の中国料理

2019-11-07

肌寒い北京の秋、温かいスープが恋しくなってきませんか?スープを飲むと体全体が温まり、寒さから解放された満足感も得られます。

そこで、今回はこの季節にぴったりであっさりしたスープ料理のあるグルメ店を紹介し、皆さんも温かい秋を過ごしましょう。

白鹿江西レストラン

「白鹿江西レストラン」は北京で長い間営業している、コストパフォーマンスがいい店です。ここでは本場の中国・江西地方の料理が楽しめられます。「瓦罐湯(素焼き壷煮スープ)」はここの看板料理なので、売り切ることはよくあります。また「虫草土鶏湯(虫草と地鶏のスープ)」は具材が豊富な上に、一度飲むと忘れられない味です。

スープとご飯、そして燻製のタケノコと肉の炒め物もおすすめで、肉のように厚みのあるタケノコを一口噛むと汁まで出てくるほど柔らかくてジューシー、ご飯のおかずとしては最高でしょう。興味のある方はぜひ行って食べて見てください。

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住所:北京内朝陽区北苑路金苑ビル1階

淮揚府

北京の安定門外大街のシンボルの一つである「淮揚府」は北京の淮揚料理の名店です。店内には書画、石刻、木彫りなどが飾られ、江南庭園の美しさが感じられます。

淮揚料理は全体的にはあっさりした味であり、食材の新鮮さへの要求が高く、旬の食材をそのまま味わえることから中国人の間でも大人気です。

おすすめの「揚洲全家福(色々な食材を取り合わせた料理)」という料理は具だくさんで、黄金色のスープに「卵餃子(皮は卵を使う餃子)」、魚団子、キクラゲ、きのこなどが入っていて、うまみたっぷりな一品です。

また、揚洲には「朝は皮に水を包む、夜は水で皮を包む」という諺があり、地元の人々ののんびりした生活を表しています。その中、「皮に水を包む」というのはカニみそ汁の入った小ぶりの肉まんじゅうのことで、薄い皮が触れたら、汁が揺れているのが感じられます。肉まんじゅうの真上を小さな一口を噛んでからストローで汁を吸うと、カニみその汁は言葉で表せないほど濃厚で美味しく、そのおいしさはぜひ店で楽しみましょう。

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住所:北京市安定門外大街198号

贛南人家酒楼

「贛南人家酒楼」はインタリアが中国風の老舗で、一般席と個室が完備されるお店です。伝統的な味が楽しめる「瓦罐湯(素焼き壷煮スープ)」はいつに来ても変わらない美味しさです。「蓮藕排骨湯(レンコンとスペアリブのスープ)」、「山薬排骨湯(長芋とスペアリブのスープ)」も人気メニューで、いずれも体にいい食材をふんだんに使う贅沢な一品です。

またご飯に似合う「粉蒸肉(豚肉の米粉蒸し)」もおすすめで、じっくり蒸した豚バラ肉は柔らかくてご飯がどんどん進みます。スープと一緒に注文して、きっと満足ができる食事ができるでしょう。

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住所:北京市朝陽区勁松五区522号

文・北京旅行網

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