北京っぽい宿泊スポットでさらに旅を楽しめよう!

2019-11-07

中国の一大都市として、北京には国際有名なホテルチェーンが展開する高級ホテルのほかに、歴史ある古い建物や古民家をリノベーションしたようなユニークなデザインホテルやホステルも数多く存在しています。

そこで今回はその中からリーズナブルなものから、高級ホテルとほぼ変わらないホテルまで紹介しましょう。

北京麗舎什刹海国際ユースホステル

「麗舎什刹海国際ユースホステル」は景色が美しいことで有名な北京・什刹海観光エリアにあるユースホステルです。もともと什刹海にある古いお寺「真武廟」だった建物をホステルへとリフォームしました。近くには徳勝門や西海、宋慶齢の故居などの観光地もあり、観光には格好な宿泊スポットでしょう。

「西海」を聞いたら北京の中心には海があると勘違いするかもしれません。実はその「海」は少数民族の言語で「みずうみ」を指します。ここに泊まると、夜は水が流れる音が聞こえ、朝目が覚めたら、小鳥の声も窓の外から入ってきます。大都会北京の中心にいながらも、どこか田舎の小屋に住んでいるみたいで、心も体も癒される空間です。興味のある方はぜひ試してみてください。

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住所:北京市西城区徳勝門内大街103号

北京竹園ホテル

「北京竹園ホテル」は北京の静かな胡同の奥深くにある中国風ホテルです。建物は全部で伝統中国風で、庭は中国式山水で統一されています。ここは昔、清朝末年に郵政大臣を務めた盛宣懐の私邸や大宦官の李蓮英の花園だと噂され、当時の豪華な感じは今でも残っています。

ホテルの中には長い廊下が折れ曲がり、庭に築山と噴水が設置され、ずいぶん静かな雰囲気が醸し出されています。春には様々な花が咲き乱れ、夏と秋には飾りちょうちんが軒に掛かられ、冬には松の木が雪の中にそびえ立ち、四季に渡り趣が違います。

見た目はすこし古いのですが、ホテル中には豪華なスイートルームとツインルームもあり、下町にいながらもなんの不自由もなく過ごせます。

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住所:北京市西城区旧鼓楼大街小石橋横町

北京什刹海紫檀ホテル

「什刹海紫檀ホテル」は北京市の中心部に位置する「興華胡同」にある中国式のホテルです。もともとは清朝の大将軍の私邸でした。狭い胡同に位置するが、中に入ると広い空間が広がります。ホテルには高級木材「紫檀」を使用して作られた家具とインテリアで統一され、木の重厚な木目はここの歴史を語っています。

北京伝統的な家屋「四合院」をリフォームして作ったこのホテルでは、昔ここに住んでいた北京っ子の生活も体験できます。デザインや大きさが違う客室は全部で十室あり、中庭にはグラスの天井があるので、雨風を心配なく、日当たりのいい日はここでリラックスすることができます。伝統的な北京家屋の魅力を存分に感じられるロケーション、皆さんも一度住んでみてはいかがでしょう。

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住所:北京市西城区興華胡同42番

文・北京旅行網

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