秋の北京、公園と古い路地を散策

2019-11-13

秋とはいえ、北京の天気は皆さんが思ったより低いと思います。何せ中国の北部に位置し、風が強く気温差が大きく、日差しのいいお昼と日が沈む夜はまるで違います。

しかし秋の北京の風景は非常に美しく、色鮮やかな伝統的な建物と紅葉やイキョウとコラボして、つい写真を撮りたくなってきます。

そんな北京の秋を満喫し、かつ風を引かないよう、木の多く森林公園と伝統建築が立ち並ぶ路地がおすすめします。今回はさまざまな名スポットから三つをピックアップし、皆さんに紹介したいと思います。

オリンピック森林公園

「オリンピック森林公園(中国語表記:奥林匹克森林公园)」は北京にある最大の都市公園で、「ランニングの聖地」とも呼ばれています。ここではかつて2008年北京オリンピックの「後花園」とも呼ばれ、今は北京市民が選ぶ自然観光地の上位にもランキングインしています。

この公園には公共施設が充実し、専用なランニングスペースもあり、地元の人だけではなく、中国各地からのランニングファンもみんなこの公園に来て体験します。

秋になると公園の風景は一変し、落ち葉の上を歩き、キシキシな音を聞こえながら風景を楽しむここができます。広大な敷地面積はもはや公園と呼ぶことができないぐらいインパクトある風景が見られます。アクセスも便利で、ここで北京市民と一緒に秋の一日を過ごしてはいかがでしょう。

住所:北京市朝阳区北辰路に位置する

朝陽公園

北京の東四環に位置する「朝陽公園(中国語表記:朝阳公园)」の緑化率が87パーセントにも達しています。この公園は北京の東部地域の生態環境を改善し、市民の文化生活を豊かにする役割も果たしています。もしランニングが好きな方がいたら、友達と一緒にここ朝陽公園に来てランニングをしたり、レジャーや文化を体験したりするのもいいでしょう。

また公園内には中国伝統的な建物があり、赤い壁と黄金色のイキョウを背景に写真を撮るのもいいでしょう。季節感がありかつインスタ映えがよく、「いいね」もたくさん付くでしょう。

住所:北京市朝陽区農展南路1号

後海あたりの古い路地

「後海」は北京の名スポット「什刹海」の一部で、朝と午後、後海の岸沿いや近くの路地で走って、乾燥する北京を潤う湖の風を感じながら、北京の古い文化を味わうことができます。そして路地裏にあるインコの声も、道端の売人の売り声も、お散歩をさらにおもしろくさせてくれます。

ここのポイントはなんと言っても湖でしょう。森林公園にある湖とは違い、人々が行き交う、生活空間の中にある湖はなかなかありません。近くのカフェで暖かいコーヒーを飲みながら、大きなガラス窓越しに秋の北京を眺めるのも一種の楽しみ方でしょう。

住所:北京市西城区什刹海街羊房路地甲23番

文・北京旅行網

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