冬に突入した北京、天気はどんどん寒くなってきますが、これからは一味違った美しい景色を堪能することができます。そこで北京の冬ならではの風景を紹介しましょう。

頤和園で冬景色を満喫

冬になると、頤和園は一年中、一番違う風景を堪能することができ、中でも昆明湖の景色は絶景とも言えましょう。気温が下がり、昆明湖の一部が氷を張り始め、夕焼けの時、太陽が沈むに連れ、凍った湖と夕陽が寒さと暖かさが共存するような美しい風景を作り出します。

また、昆明湖の他に、冬の頤和園にはもう一つの絶景があります。それは冬至の節気の前後になると、日差しが斜めに差し込み、十七孔橋の下の空間を照らすことで出来上がった幻想的な風景です。毎年この幻な景色を求め、多くの撮影愛好者が厳冬の中でも何時間もカメラを構えてその一瞬を待ちます。

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住所：北京市海淀区新建宮門路19号

雪が降った後の故宮

毎年北京に雪が降ると、故宮博物院ではなく、昔の皇室が暮らす「紫禁城」が蘇ります。赤い壁、青いレンガと真っ白な雪、雪化粧した故宮は北京の雪景色の中でも特別な存在です。

一夜にして雪で飾られた故宮を見れば、なんだか昔にタイムスリップしたような気分にもなれます。

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住所：北京市東城区景山前通り4号

雪化粧した万里の長城

寒い風が吹く北京の冬、万里の長城は静かで凛々しい姿を見せてくれます。冬の長城はオンシーズンほど混雑がなく、目の前に延々と続く山々が広がり、中国の北部地方ならではの壮大な風景が一望できます。運よく雪が降れば、雪化粧した美しい長城も見られます。

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住所：北京市八達嶺長城、慕田峪長城、司馬台長城など。

冬の胡同巡り

冬の北京はなんだか活気が失われているが、その分静寂な美しさが増えます。もうすぐ来る冬の時期が胡同めぐりの絶好なチャンスです。有名な古い路地である南鑼鼓巷、東交民巷、八大胡同、帽儿胡同、瑠璃廠胡同などなど、一つづつぶらりと散策するのもいいでしょう。

什刹海で北京っ子になり切る

北京の冬は寂しいイメージですが、有名な観光スポット什刹海では真逆で非常に賑やかです。凍りついた什刹海は北京っ子にとって何世代の人が楽しい冬の時間を過ごしてきた場所で、スキーやすこし変な乗り物に乗って氷上スポーツも簡単に楽しめます。

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住所：北京市西城区什刹海前海南岸