北京の「前門駅」からぶらりとお散歩~

2019-12-06

前門は正陽門の俗称で、単純に門を指すのではなく、正陽門とその前の前門大街の一帯を指します。明代、前門の周囲には、一大商業区域が広がっていました。現在、老舗も多く、賑やかなこの区域は、昔の北京の姿をそのままにイノベーションされ、古き良き時代の北京を再現しています。また建築は復元されたものですが、テナントは、老舗はもちろんのこと、カフェや洋食レストランなど新しいお店あり、新たな観光スポットとして注目を集めています。

観光スポット

①前門

前門は正陽門の俗称で、明清時代の北京内城の九門のうちの一つで南の正門でした。皇帝が紫禁城へ入る際の専用の御門で、他の者が通ることは許されていませんでした。50、60年代に天安門の拡張工事と地下鉄建設の際、正陽門の城楼と箭楼は撤去されることになっていましたが、周恩来総理の指示により保存され、現在に至っています。

②大柵欄

この大通りは、北京で最も古く、最も名が知られている商店街です。全長300メートルの両側には、びっしりと店舗が並び、中でも北京屈指の老舗が揃っています。

1811年に創業した帽子店の馬聚源や、1853年商業の靴店、内聯昇靴店などいずれも伝統技術を守り、今日にいたる名店です。またお茶の老舗、張一元、漢方薬で有名な同仁堂など、この通りを歩けば中国文化を満喫でき、お土産探しにも困りません。

グルメ

利群北京ダック店

このお店は、大規模なレストランとは異なり、胡同の中にある隠れ家のような北京ダック専門店です。昔ながらの四合院がそのままレストランになっています。このお店は、中国人よりもむしろ外国人に人気が高く、中国人客より外国人客のほうが多いです。

まさに外国人がイメージする中国にぴったりの北京ダック店です。もちろん北京ダックの味も評判がよく、アットホームな雰囲気の中、北京の伝統的な料理を楽しめ、一度は訪れたいお店です。

アクセス:地下鉄B出口出て、前門東大街に沿って東へまっすぐ。十字路を右へ。

住所:北京市崇文区前門東大街北翔鳳胡同11号

中国国際放送局

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