柠檬精(níngméng jīng)
レモンの妖怪
「柠檬」は檸檬(レモン)のことです。「精」は物や動物が長い時間を経て変化した妖怪を指します。「柠檬精」でレモンの妖怪、と言えるでしょう。これは、レモンの酸っぱさと、他人に嫉妬する時の胸の苦しさを一つにした言葉です。
「柠檬精」はeスポーツの世界から流行りだした言葉で、初めは他人の嫉妬深さを嘲笑するような場合に使われていましたが、次第に「嫉妬」というネガティブな意味合いが薄れ、他人のルックスや才能、持ち物、恋愛などを羨ましく感じた時の自虐ネタとして使われるようになってきています。
「私は『柠檬精』になっちゃった」と言えば、つまり、「羨ましい」という意味になります。そして、「酸了(酸っぱくなった)」といった表現も羨ましい気持ちを表します。