北京市の前門大街の東側にある鮮魚口美食街の南に建つ天楽園劇場は、清代に輝かしい名声を博した「四大劇場」の一つで、100年に及び栄枯盛衰を繰り返した中国京劇史の証人といえる。

200年という世の中の移り変わりを経験した天楽園大劇場がこのほど、世界初の国粋京劇体験館「亮相・天楽園」として生まれ変わり、リニューアルオープンした。

二つの世紀を経てきた歴史ある天楽園劇場が「文化のアピール」に重点を置いて再建され、ついに新たな生命力を吹き返し、北京を象徴する文化観光名所の一つとなった。

ここはまた、国粋とされる京劇の「夢工場」でもあり、世界中から注目を浴びている。