鉄道の防疫対策、北京旅客区間が行動

2020-02-18

利用者が非常に多い列車駅と人が密集する車内は、新型肺炎抑制作業の重点と言える。各抑制作業が人手不足になれば、その影響は計り知れない。先日の春運Uターンラッシュで、鉄道の防疫作業はどのように行われたのか。どのような困難があったか。どのような改善点があるか。これらの社会が関心を寄せる問題を持ち、記者は西安から高速鉄道で北京に戻り、鉄道での防疫を自ら体験した。

出入りの多くの措置で鉄道の防疫対策

北京西駅で下車すると、まず消毒水の匂いがした。駅を出る旅客は急ぎ足で歩き、「乗車券チェックは行わない、立ち止まらず、素早く通過するように」と繰り返し放送されている。

駅の出口にゲート式の体温計と固定式の赤外線体温計が設置され、全旅客の体温測定を行い、発熱している人を見つけると自動でアラームが鳴る。各駅に検査所が設置され、体温に異常がある旅客を見つけると、手順に基づいて検査所で検査し、感染の疑いがあれば衛生防疫部門に引き渡す。

体温測定のほか、北京に戻った全旅客が「旅客情報登記表」(氏名、身分証番号、列車番号、上下車駅、車両、座席、北京の住所、連絡先など)に記入し、駅出口の情報回収箱に入れなければいけない。これはその後の調査と接触者情報の早急な確認に役立つ。2月13日0時から、北京に戻った全旅客は紙の情報登記表に記入する必要がなくなり、「北京通」アプリまたは百度、WeChat、支付宝で「京心相助」アプレットを検索して情報を届け出る方法に変更された。

「フロント」「バック」で全面サービス

車内で、北京鉄道局は車両巡回の回数を増やし、乗務員は旅客に正しいマスクの付け方を実演し、健康防護知識を放送し、旅客にできる限りのサポートとサービスを提供していた。

旅客が頻繁に触るトイレの手すり、洗面所の蛇口、座席の肘おきなどはウイルスが集まりやすく、乗務員は4時間ごとに消毒し、予防対策を徹底していた。

北京鉄道局の担当者によると、北京旅客輸送区間は党員の牽引的役割を十分に発揮し、防疫作業に全力を注いでいる。防疫期間中は予防を徹底し、乗客により良いサービスを提供すると同時に、乗務員の自己防衛にも尽力している。

「バック」では、北京旅客輸送区間洗浄作業場の張永潔主任によると、北京鉄道局の北京旅客輸送区間洗浄作業場は新型肺炎の流行後、寝具、カーテン、ヘッドカバー、テーブルクロスなどの洗浄消毒方法を調整し、消毒の手順を増やした。寝具を例に挙げると、洗浄作業場は消毒液の使用量を増やし、洗浄を強化した。感染症対策として、90度前後の熱湯に漂白剤を加え、濃度を高くして寝具の消毒を強化し、洗浄時間を長くし、投入する消毒薬の数も増やした。全作業員がマスク、防護めがね、手袋を装着し、寝具と作業員の直接的接触を最大限に減らしている。

このような厳しい予防対策をとっているため、各地の旅客は安心して高速鉄道に乗って全国各地に移動できる。北京旅客輸送区間の作業員らは自分の仕事で感染症抑制に貢献している。

中国網日本語版(チャイナネット)

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