北京で14日連続新型コロナ感染なし、警戒レベル引き下げ後政策に変化は?

2020-07-20

北京市人民政府の陳◆副秘書長(◆は草かんむりに倍)は19日の記者会見で、「7月20日0時から、北京市の公衆衛生上の緊急時対応レベルを2級から3級に引き下げる」と発表した。

北京への出入りにPCR検査は必要?

海外から北京に入る場合は、PCR検査を受ける必要がある。

常態化予防・抑制の下で、中国全土の中・高リスク地域から北京に入る(戻る)人は北京到着日から7日以内に発行されたPCR検査陰性証明が必要なことを除き、中国全土のその他すべての地域から北京に入る(戻る)人は、健康コード(グリーン)を提示し、検温結果が正常でしかも個人で感染防止策を講じていれば、秩序を保ったうえで自由に移動することができ、北京に入る(戻る)際にPCR検査の陰性証明を提出する必要はない。

北京から出る時はどうすればいい?

3日に行われた記者会見で、北京市公安局副局長で報道官の潘緒宏氏がすでに、「7月4日0時から、北京市全域の低リスク地区の人が北京を出る際には、PCR検査陰性証明の所持を要求しない」と述べている。

博物館や美術館はオープンした?

「北京健康宝」の登録コードチェックを広範に使用したうえで、入場者を50%に制限して、公園や観光景勝地、スポーツ・フィットネス施設、図書館、博物館、美術館など室内外の場所を開放する。

北京で会議や展示会はできる?

主催者側が責任を果たし、厳格に清掃や消毒、換気を行い、緊急対応案を完備していることを前提に、約500人規模の会議を開くことが可能となり、しかも状況に応じて会議規模を動態的に調整する。評価を経た後、入場者を制限しつつ展示会やスポーツの試合、公演活動、映画館を徐々に開放する。

マスクは着用しなくてもいい?

理に適ったマスク着用を続け、マスクを持ち歩き、医療・衛生や公共サービスなどハイリスクにさらされる人はマスクを着用しなければならない。1メートル未満の距離での接触や、人が密集し、密閉され混み合う場所に行く場合は、必ずマスクを着用しなければならない。こまめな手洗いと社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)を保つことを推奨する。

北京市、14日連続で新規感染者ゼロ

7月19日0時から24時にかけて、北京市では新たに確認された感染者、感染が疑われる人、無症状感染者はおらず、治愈・退院した人は16人だった。また輸入症例では、新たに確認された感染者、感染が疑われる人、無症状感染者はいずれも0人だった。

6月11日0時から7月19日24時にかけて、北京市の感染者は累計335人、治療中の患者は116人、治癒・退院した人は219人となっている。(編集AK)

人民網日本語版

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