陶然亭公園で中国各地の亭を鑑賞しよう!

2020-09-27

陶然亭公園は宣武門の南西の隅にあり、3つの湖と7つの丘があり、自然豊かな趣がある公園である。敷地59ヘクタール、そのうち水域面積は17ヘクタールである。遼の時代は都の郊外にあったが、元代に慈悲庵が建立される。その後、明・清の時代には窯がつくられ、その後さらに陶然亭が建てられた。

公園の名称は白居易の詩句「共君一酔一陶然」からとったものだ。公園には、公園内は慈悲庵をはじめとして、雲絵楼、清音閣、華夏名亭園など中国の伝統的な風景を楽しめるスポットが多くある。

陶然亭公園は、伝統演劇との深い関わりがある。近隣には数百年来におよんで、数多くの地方会館の劇場があり、近くに住む役者たちから陶然亭はとても重宝されている。俳優や女優たちが今でも早朝からここで歌曲の練習をしており、近くの京劇学院の学生たちが、やはりここで歌曲の練習に励んでいる姿が見られる。

そして、ここで楽器や曲を練習する高齢者も多く集まっている。現在は、ボタンとバラの花が咲く公園としても北京の市民に親しまれているところだ。

また、華夏名亭園及び公園内には亭が至るところで点在している。陶然亭公園には亭は全部37個ある。それらの亭はいずれも中国各地の有名な亭を模倣して建造したものである。

入園料:2元/人 

入園時間:6:00~21:30

文・北京旅行網

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