最近、北京に新しくて不思議なところが登場しました。高級な家具、芸術空間、レストラン、書舎、バー、喫茶店を一体とし、しかも北欧風と西域のスタイルを融合させる展館です。それが朝陽門外の大通りの百脳彙旧跡に位置しています。今は一新しました——美克洞学館がクールな姿で登場しました。

その名前を聞いただけで、「ファッション」だけを感じました。

「洞窟学」は唐の時代に名所で建てられた書院を指します。美克洞学館は外観がとても趣があり、白い壁が整っており、背景には黒い床までとどく窓が映されており、青い空と呼応して、シンプルな美感があり、美術館のようです。

本館に入ると、まず目に映るのが、屋上まで続く壁画「亀茲洞天」です。この壁画が新疆の亀茲石窟の作品を模写したものであり、ペルシャ芸術、健陀羅芸術と中原芸術の精粋を融合するとは、西域を横断する既視感と震撼感があります。

日光が建物の天井の穴を通して室内に入って、精巧な壁画が地面から穴まで延びて、別天地のような画面が見えます。昔と今、天と地、すべてここで互いに溶け合います。

見上げると、芸術空間の上空に横になっているビームが平行に並び、濃い緑と白を交互に織り合わせており、その迫力にも驚かされます。

美克洞学館の中で最も注目されているのはB1と2階の裏の庭にある石窟云梯です。亀茲壁画が螺旋状の云梯の壁を全部占めます。さまざまな色彩が装飾され、また活き活きとした飛天模様とヨーロッパ式の回転云梯がここに混在しています。いたるところが美しい景色なので、どのように撮っても、撮影の大作を作り出すことができます。

3階の中庭で、見上げると「西域峡谷」が見えます。新疆の雅丹大峡谷の景色もここで見られます!不規則な天窓によって、雲霧をかき分けて青空を見られるような安心感があります。午後の光が降り注ぐと館内でコーヒーを飲んでいても自然との対話を続けることができます。

巨大で精密なロボットアームのインスタレーションアートと館の天井にある西域峡谷が遥々と展望しており、クローズアップであれ遠景であれ、目を引いています。

一階のレストランにある巨大な螺旋書架も目を引いています。一階から二階へと、まわりにふわふわした人形が並んでいます。

本棚にはアートやデザイン、家具を主にした本が多くあります。階段を通っている人にも手が届くようになっています。

館内の共有空間のとこでも見られる様々な形の芸術品、彫刻、版画、銅器… ホールの内側の「良い物集」が、美しくて復古的な家庭と食器が多くあり、また花芸区にあるすでに鍵をかけられた絢爛な凍齢花、すべて人に知らずと足をゆるめさせます。

3階のMarkor bazaarは書舎で、全体の雰囲気が非常に静かで快適です。壁いっぱいの図書、手帳、本の札、ノートなど、ここに来て本を読んだり、写真を撮ったりして、思いきりと知識を享受し、文芸青年になることができます。

美克洞学館には清爵と尋味思路という2つのレストランがあり、アフタヌーンティー、コーヒー、西域風情のディナー、すべて用意されています!

芸術が生活に出会ったとき、西域が北欧に出会ったとき、心身をリラックスさせ、爽快に静けさと出会らせる美克洞学館、行く価値があります！

住所：北京市朝阳区朝阳外大街99号

営業時間：10:00 - 21:00

入場料：無料

アクセス：地下鉄6号線東大橋駅a口から徒歩すぐ到着できます。【文・写真/怡格格　訳/林楚璇（実習） 】