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花の香が漂う北京を歩く旅:ライラック篇

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 長く寂しい雨の小道

 出会いたい

 ライラックに似た

 愁いをもつ少女と

 ――「雨の横丁」・戴望舒

 花びら5つのあるライラックを見たことがありますか?

 かつての「京畿三大花事」の中で、現在でも続いているのはどれかご存知でしょうか?

 ライラックは文学作品の中でよく見られるテーマの一つであり、よく美しさ、高潔と哀しみを表現しています。特に若い娘をライラックの花に喩えることが多いです。例えば、詩人の戴望舒の傑作とされる「雨の横丁」を読めば、ライラックのような娘がまるで横丁の奥から我々の方に歩いてきたかのように感じます。春に紫や白の花を咲かせ、遠くから眺めると、紫の霞のように見えます。香りもよく、香水の原料ともされます。昔から中国人に愛され、伝統的な花の一種です。ライラックの花見は毎年最も盛大な文化イベントの一つです。それでは、本日は北京のライラック名所を三処ご紹介いたします。それは法源寺、戒台寺と天壇公園です。

 見頃:每年4月-5月

 オススメの花見名所:法源寺、戒台寺と天壇公園

 1.法源寺

 法源寺は唐太宗の貞観19年(645年)に建てられ、北京に現存する最古の名刹です。元の名前は悯忠寺でしたが、清雍正帝により法源寺と名付けられました。お寺はそれほど広くはありませんが、ライラックがたくさん植えられています。ライラックとホワイトライラックのほかに、インドネシアのマルクから輸入されたライラックもあります。毎年4月の初めに、ライラックが咲き始め、赤い壁と青い煉瓦に互いに映えて非常に美しいです。

 法源寺のライラックは明清の時代から京で有名となりました。当時は崇右寺の牡丹、恭王府の海棠とともに「京畿三大花事」と呼ばれていたそうです。林則徐、紀暁嵐、龚自珍などの有名人はここで詩を残しました。インドの「詩聖」のタゴールも、徐志摩と一緒に法源寺でライラックを見たことがあります。満開のライラックが見られるので、4月は法源寺の最も美しい季節とよく言われています。

 お花見のヒントです!法源寺のライラックは、主に大雄宝殿と悯忠阁の间に集まっています。ここの香りが一番濃く、景色も一番いいです。さらに悯忠閣の扁額と香炉に合わせ、いい写真が撮れますよ。「五重のライラック」は珍しいと言われていますが、もし出会えたらきっといいことが起きますよ。探してみてください!

 ライラックを観賞する以外に、法源寺には人気の猫ちゃんもいます。境内にはオレンジ色の大きな猫がいて、とても可愛いです。運が良ければ、ライラックの海で偶然に出会っちゃうかもしれませんよ!

 2.天壇公園ライラック通り

 天壇公園祈年殿の柏林の西側には、北京市内最大のライラック林があります。敷地面積は6300平方メートル、ライラック240株、樹齢は50年近く、非常に珍しいです。春のうららかな光の下でほのかな香りを漂わせている白と紫の花はとても美しいです。その中を歩くと、まるで油絵の中に足を踏み入れるような気がします。

 ライラックの花は小さいですが、花の群れとなり、白と紫の2種類があります。花が咲く時、特に夜になると、遠くから心地よい香りが漂ってきます。夕飯を食べてから遊びに来てもいいですね! 

 3.戒台寺

 戒台寺は京西門頭溝区の馬鞍山の麓にあり、1400年以上の歴史があり、北京に現存する最古の皇家寺の一つです。中国の仏教界でもかなり大きい戒律を受けるための戒壇があることで有名なお寺です。戒壇は「天下第一壇」と呼ばれています。千年の松の木や百年の古花はいたるところにあります。人文と自然の観賞価値を兼ねています。

 戒台寺にはライラック1000本以上あります。そのうち200年以上の古いライラックが20本以上あります。この20本は清乾隆年間に暢春園から移したものです。暢春園のライラックの堤にはライラックが数十ムーもありましたが、残念なことに1860年に英仏連合軍に壊されました。戒台寺に移したものは暢春園の大切な遺物となりました。

 詩に曰く「钟声启,鼓点跃惺忪。晓露丁香花欲滴,芬芳扑鼻透腔胸(鐘と太鼓の音が鳴り始め、露を帯びたライラックがいい香りを漂わせる)」ライラックはお寺に良く似合う植物です。なぜなら、ライラックの香りが濃く、葉が心臓の形であるため、「心誠則霊(誠意があれば叶えられる)」という意味が含まれています。戒台寺のいたるところにライラックがありますが、樹齢200年以上のものは主に鍾亭院、地蔵院、牡丹院、南宮院の外、天王殿、千仏閣の左右、大雄宝殿の前後、観音殿の前に分布しています。

 優雅、静か、淑やか…ライラックと言えば、このような形容詞が頭に浮かんできますね。ライラックの花は小さく、葉っぱも薄いですが、仲間を抱きしめて群れることができます。このように、団結して咲き誇るライラックには独特な魅力があります。今年の4月、北京の古寺で静かにライラックを眺めましょう!【李翊菡(実習) 訳】

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