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花の香が漂う北京を歩く旅:海棠篇

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 東風渺渺泛崇光 東風渺渺として崇光泛(ゆら)ぐ   

 香霧空濛月転廓 香霧空濛として月廓に転ず   

 只恐夜深花睡去 只だ恐る夜深くして花睡り去らんことを   

 故焼高燭照紅粧 故(ことさら)に高燭を焼(も)やして紅粧を照らさん

 ―――『海棠』【北宋】蘇軾

 海棠の花は美しく、花の姿が臙脂に似ていて、暁の霞のようで、雅俗の別なく共に観賞する名花で、「国艶」とも呼ばれ、「花の中の神」「花の尊」とも呼ばれ、「話が分かる花」という雅称もあります。「雪淀霞铺锦水头,占春颜色最风流」「爱惜芳心莫轻吐,且教桃李闹春风」などの詩句がたくさんあります。美しい4月に海棠が咲き誇り、北京では、元大都遺迹公園、宋慶齢旧居、故宮文華殿、法源寺にも海棠の花が見られます。暮春の時、海棠が咲き、艶のある蕾が上に向いて、生気が溢れています。

 見頃:毎年4月―5月

 オススメの花見名所:元大都遺跡公園、宋慶齢旧居、故宮文華殿、法源寺

 1.元大都遺跡公園海棠花渓

 北京元大都遺跡公園には、小月河が静かに流れ、岸には木が生い茂っています。毎年清明節になると、海棠が咲く頃で、花の姿は瀟洒で派手です。緑あざやかな柳の葉がそよぎ、紫燕が飛舞し、晴れた空に赤い花が一番です。こちらでは、水面にはさざ波のしきりに起って、晴れてちょうどよいです。そのため、そして小月河はとても文芸的な名前――海棠花渓を得ました。

 小月河は土城溝とも呼ばれ、元代北京城の北の外堀であったと伝えられています。海棠林を2つに分け、川の水が浅く静かで、両岸のなだらかな緑の柳、海棠とともに生態系の宴を構成しています。

 海棠海棠花渓は国家A級景勝地であるだけでなく、北京市内最大の海棠海棠林でもあります。海棠花渓は東区と西区で構成され、西府海棠、木瓜海棠、ハナカイドウ、垂糸海棠など「海棠四品」が植えられ、そして鑽格海棠、アダム海棠、スノーボール海棠、王族海棠、宝石海棠、kiers海棠、琥珀海棠、インディアン魔力海棠、粉歯海棠、北アメリカ海棠など5000株あまりの海棠の木が植えられます。西区は主に西府海棠、スノーボール海棠があり、東区は新品種の展示を行っています。

 土城垣に立って眺めてみると、古代の戦争が目の前に現れたように、縦横無尽な感じがします。静かに流れる小月河が歴史を語り、両岸の海棠が生き生きとし、新時代の喜びを伝えています。

 元大都城垣遺迹公園では1998年から「海棠の祭り」が開催されており、今は香山植物園の桃まつり、玉淵潭の桜まつりと並んで北京の春の三大花まつりとなっています。

 2.宋慶齢の旧居

 「海棠院里寻春色,日炙荐红满院香」宋慶齢の旧居で海棠の花を鑑賞した歴史は長いでう。園の中で、樹齢が300年近い西府海棠の2本が咲き乱れると、宋慶齢の旧居海棠文化祭が始まります。

 宋慶齢の旧居は,北京市西城区后海北沿線46号にあります。清の康熙年に建てられ、醇王府花園になりました。園の中に2本の西府海棠があり、毎年4月10日前後に開花します。花は雪のようにハラハラと心につもりやがて温もりになります。都の一大勝景とも言えます。

 宋慶齢は生前、海棠が咲く頃、友人を家に招待し花見をしました。実が熟れたときに、それを使って海棠ジャムを作り、まわりのスタッフに食べてもらいました。

 星霜移り人は去り、旧居にある二本の西府海棠は相変わらず毎年開花します。春には花枝が群がり、夏には緑が広がり、秋には実が実り、冬にはエネルギーを厚く積みます。今では、旧居に一年に一度行われる海棠の文化祭は、人々が花見をし、偉人を偲ぶ絶好の場所となっています。

 3.故宮文華殿

 600歳の紫禁城は人間四月の春色に出会って、故宮は美しくて人を失語させることができます。壁にはピンクな花が咲き誇ります。この時の故宮で一番美しいのは宮殿ではなく、そのそばに飾れた色とりどりの花です。

 海棠は宮廷で最も広く植え込む花の一つで、故宮の中で一番綺麗な花でもあります。

 今日故宮には、海棠を鑑賞できる所がいくつかあり、一番人気なのは文華殿です。本の香りと墨を付着させたかもしれないです。毎年文華殿の海棠が彩云のような絢爛としています。赤い壁と黄いれんがの下でよりきれいに見えます。文華殿に記録がある海棠は清末の木で、120年の歴史があります。その後、文華殿の協和門から東華門南一帯に海棠が植えられ、現在の海棠の海が形成されました。朱の宮の壁と明るく黄色いレンガは故宮の建築の特徴です。暮春の際に、蕾が膨らみ咲き始めます。その時、花の艶が赤霞のようで、嬌晴の雪のようで、とても美しいです。

 4月、故宮の美しい建築で、海棠が静かに花を咲かせます。

 4.陶然亭公園

 詩人と画家の筆では、海棠は甘ったれていないが、幸福で縁起がいい物です。唐代の徳宗貞元年間(西暦785-805年)の宰相賈耽は『百花譜』の中で海棠を「花の神」と称え、龔自珍も詩の中で海棠を「词流百辈花间近,此是宣南掌故花」「南天无此花,北肥南瘦二分差」と称えました。

 海棠が宣南の歴史と関係があり、陶然亭公園は宣南文化の発信地として、2011年から毎年4月、海棠が咲く時期に合わせて海棠を中心とした春の花見の文化祭を開催しています。今年陶然亭公園の第6回海棠春の文化祭で、公園に絢麗、王族、豊盛、雪墜、露易莎、インディアン魔力、赤玉などの海棠が植えられます。華夏名庭園に赤宝石、緑宝石、多彩などの沂州の海棠盆栽が置かれています。また、倚新亭、榭湖橋などの所で海棠を特色にし景観を作りました。景観に合わせて連翹、忍冬、ライラックなどの植物が置かれて、景観層を豊かにし、美しい春の景観を作りました。

 4月、園内の湖が浅く流れて、岸の柳がそよぎ、海棠が咲き誇り、生き生きとした色とりどりの「海棠の海」春景図を描います。陶然亭公園を歩いて見ると、園内の美しい景色がみえます。

 5.法源寺

 清代には多くの寺に海棠が植えられており、これらの場所は北京の人の春の花見スポットとなっています。ライラックで有名な法源寺は、当時海棠で知られていました。

 法源寺は憫忠寺とも呼ばれ、西城教子胡同最南端に位置し、北京の現存する最古の寺の一つです。乾隆の時の金匮県(今江蘇省無錫)人秦大樽『消寒詩話』で海棠について書きました。乾隆末嘉慶の時に法源寺海棠がまだ有名だが伺えます。林則徐先生も法源寺で海棠を見ることがありました。

 中国史が法源寺と深く関わっています。寺には歴史の跡がたくさんあります。今の海棠はライラックのように有名ではないが、花の香りもあり、美しいです。晴れた日に、古寺の道を歩いて、目の前の花と木が雲のようで、殿堂が森厳で、まるで仙境のようです。

 花見のヒント:花見に行く際、マスクの着用や時差入場などの防疫対策に注意してください。また、週末や祝日の人混みを避けるよう、よろしくお願いいたします。花と木に触ることは控え、花見のマナーに注意してください。【韓晴(実習) 訳】

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