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皇家園林へ春の趣きを探しましょう!

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 春が再び訪れ、春風がそよそよと吹き、森羅万象が一斉に蘇り、ウグイスとツバメが空高く舞い上がり、柳が芽吹き、花が咲き乱れ、北京の皇家園林は麗らかな光景を呈しています。頤和園の山桃の花、中山公園のチューリップ、景山公園の牡丹などを思ったら、気分がウキウキします。皇家園林に足を運び、花の海をぶらつきながら、春の趣きを探しましょう。

 頤和園

 三月になると、天気は次第に暖かくなります。気温の上昇に伴い、頤和園の迎春花(日本語で黄梅という)が咲き綻び、黄色い花が密に群がり、春先にはつらつとした活力をもたらします。

 園内には山桃が1800本以上あります。毎年、満開になると、頤和園の西堤(杭州西湖の蘇堤を模して造った橋で繋がる一本の堤)は一目でうっとりさせるような絶景を呈します。湖水に目を向け、ピンクと白に色づく木々が目に映り、空気の中でかぐわしい香りが漂います。心地の良さを感じ、木の下でぐっすり眠りたい気分になるのでしょう。

 西堤沿いに桃の花は咲き誇り、柳が芽吹き、ピンクの桃の花と緑の柳に包まれる頤和園は江南に負けないくらいの美しさを見せます。青い空と白い雲、さざ波が立つ湖をバックにし、桃の花をカメラに収め、フォトジェニックな写真が撮れます。

 西堤には形が異なる六つの亭橋(東屋を持つ橋)があります。桃の花と相まって、ロマンチックな雰囲気を醸し出します。

 昆明湖は庭園全体の約4分の3の敷地を占めています。昆明湖の十七孔橋と咲き盛りの山桃と響き合い、アンティークなムードがあります。ここもお見逃しないでください。

 全園は西山の峰々を背景にし、満開の花々と澄んだ湖のコントラストが美しく、頤和園の景色にさらなる幻を加えます。

 天気がますます暖かくなるにつれて、これから杏の花、楡葉梅、海棠、モクレンとライラックなども鑑賞できるようになります。頤和園は色鮮やかな山水画のような春景色を見せます。

 頤和園の玉蘭(日本語でモクレンという)は名を広く響き渡らします。歴史をさかのぼってみると、頤和園の玉蘭の栽培は二百五十年の歴史を誇っています。当時、乾隆帝と彼の母親は南方で育った貴重な玉蘭が気に入り、乾隆帝は南方から楽寿堂の辺りに玉蘭を植え替えました。したがって、楽寿堂は頤和園の最高の玉蘭鑑賞スポットとなりました。玉蘭が咲くたびに、楽寿堂に入り、庭いっぱいに香りが溢れます。その香りは濃厚でありながらも、鼻につくほどではなく、人々を魅了します。

 2018年に、北京市園林緑化局、北京市公園管理センターは全市で北京の「最も美しい10大樹王」というイベントを組織的に展開し、頤和園の「古玉蘭(由緒ある玉蘭)」は「北京で最も美しい10大樹王」に選ばれました。

 頤和園の邀月門の東側にある玉蘭は、由緒があり、頤和園の唯一の昔から生き延びた玉蘭であります。花びらは真っ白で大きいし、優雅な姿を見せ、すがすがしい香りが遠くまで漂います。毎年、満開時期に入り、ここは香り漂う花が一面に広がり、多くの観光客を引きつけます。ここは、カメラマンにとっても必至の写真スポットであり、更に北京市民にとってなじみ深く、一番好きな観光スポットでもあります。

 住所:北京市海淀区新建宮門路19号

 アクセス:地下鉄4号線に乗り、西苑駅または北宮門駅まで降ります。あるいは、西郊線に乗り、頤和園西門駅まで降ります。

 北海公園

 北海公園の南門から入り、元の初期に建てられた永安橋を歩き、色絵が描かれた牌坊(中国の伝統的建築様式の門)を潜り抜け、公園全体のメインエリアとなる瓊華島(以下、瓊島と略称する)が目に入ります。瓊島の「瓊島春陰」は燕京八景の一つと称されています。島に高くそびえた漢白玉石碑の上に刻まれた「瓊島春陰」という大きな字は大清乾隆皇帝が自ら振るった揮毫であります。島には300年以上の歴史を誇るチベット式の白い塔があります。ここは北海公園のランドマークとされています。

 春が訪れ、瓊華島では各種の花は続々と咲き綻び、さわやかな風が吹き、草木が揺らめき、鳥が高く飛びます。その中に身を置くと、「瓊島春陰」という言葉の意味合いを肌で知ることができます。

 初春には、迎春花は一足早く咲き、巧みな形を持つ太湖石と相まって、生き生きとしたシーンを作り出します。北海公園の北門にある迎春花は、湖に面し、山を背にし、歩道と隣り合わせ、写真愛好家に深く愛されています。

 瓊島で桃の花はそれほど多くありませんが、山寺の名残、赤い壁、霞の光とともに、至るところに詩情あふれた景色が目の前に広がります。桃の花が春風に靡かれ、咲き誇り、人々を驚嘆させるほどの美しさを呈します。特に、風変わりな白い塔をバックにし、霞のような赤に色づく桃の花は、春の生気に満ちた姿だけでなく、北京の由緒ある風姿も呈します。

 山桃の花が春の気配をもたらしてから、モクレン、ライラック、海棠、牡丹がバトンをこれから咲き初め、美しくてたまらない春を迎えます。

 住所:北京市西城区文津街1号

 アクセス:地下鉄6号線に乗り、北海駅まで降ります。

 景山公園

 景山公園では、古木が高くそびえて、峰々が連なり、殿閣が巍然として佇まい、花々が咲き誇ります。山には五つの亭があり、真ん中に位置する万春亭は北京の中軸線にあり、優れた地理環境に恵まれています。

 春先の頃、景山公園の至るところに、迎春花は黄色くて可愛らしい姿で咲き乱れます。綺望楼は景山のふもとに位置し、明の時代にここに山前殿と呼ばれた本殿が建てられたことがあります。皇帝が客を招待した宴会場でありました。綺望楼の前にある迎春花は古色蒼然とした建築に春の生き生きとしたムードを加えます。景山の山道に咲き誇る迎春花は観光客に付き添い、春の気配をもたらします。

 万春亭に登り、北京全体を見下ろし、紫禁城の古めかしさと都市の目新しさが目に触れます。迎春花の美しさを満喫し、宮殿の雄大さを堪能し、より充実した花見の旅に出かけましょう。

 春先の景山公園が主催する「牡丹展示会」も鑑賞する価値があり、ぜひ見逃さないでください。

 春風に伴い、景山公園の牡丹が咲き綻びます。景山公園を散策しながら、一面に広がる白い牡丹が目に入り、氷のように透き通った花びらが幾重にも重なり、咲き匂います。

 四月に牡丹は見頃を迎えます。景山公園の牡丹園には、大きい花が群がります。牡丹は手当たり次第にカメラに収められても、華やかさと艶やかさを極めます。

 景山での牡丹の栽培は悠久たる歴史を持ち、北京の随一の牡丹の観賞地であります。園内には500種余り、2万本以上を誇り、異なる色と形を持つ牡丹があります。ここには中国の伝統的な牡丹の品種だけではなく、海外から輸入された稀な品種もあります。

 近年では、景山公園は開花時期にナイトタイムでの牡丹鑑賞というイベントを行います。ガーデナーは鑑賞地にLED投光器やカラーランプを設置し、公園をライトアップし、ライトの色が瞬時に変わり、より牡丹の美しさを際立たせます。牡丹に関する紹介や詩句が添えられ、周囲の古い建築物、赤い壁、古い木、名高い花が互いに引き立て合い、自然豊かで長閑な雰囲気をより醸し出しました。

 牡丹のほかに、景山公園で海のように一面に咲き乱れるチューリップはとても写真映えスポットでもあります。道端のチューリップはすがすがしい香りを漂わせ、写真加工アプリを使わずにスマホで手軽に映えのいい写真が撮れます。

 住所:北京市西城区景山西街44号

 アクセス:地下鉄6号線で東四駅まで降り、バス58番に乗り換えて景山東門駅まで降ります。

 天壇公園

 天壇公園には花の種類が多くて、とりわけ杏の花は春先の絶景となります。公園の北門の西側には1957から1960年の間に植えられた杏林があり、今では150本余りが残され、北京五環において面積最大の杏林とされています。一部は清の時代から保留された古木であります。太い幹を持つ由緒ある樹木は開花したら、厳粛な美しさを呈します。

 毎年3月末から4月初めにかけて、天壇公園の杏林に杏の花が咲き誇り、ピンクの色に染まり、心地よい香りに包まれます。杏林のベンチにしばらく座り、花の世界で自分をリラックスさせ、自然からいただいた喜びを味わいます。

 天壇公園の高くて厳かに佇んだカシワ林には、薄い紫がかった花が点在します。この植物に「二月蘭」と呼ばれています。昔の中国では、郊外で祀りを行う風習があったので、郊外のような環境を保つために、祭天壇廟に草木が鬱蒼としています。

 天壇公園は自然栽培と人工栽培を合わせて20万平方メートルの「二月蘭」が育てられ、北京市内で面積最大の「二月蘭」の景観を形成しています。

 毎年4月上旬から5月にかけて、天壇公園のカシワ林には、「二月蘭」が密に咲き、人をうっとりさせるような芳しい香りが漂います。薄い紫がかった花は、赤い壁と青い瓦と組み合わせ、皇家壇廟に森閑とした雰囲気を与えます。「二月蘭」は北京現地の郷土植物であり、適応力が強くて、生長過程において手間がかかる世話が必要なく、開花時間が一ヶ月にわたります。

 天壇公園の祈年殿のカシワ林の西側には、北京で最も広いライラック林があり、6300平方メートルを占め、240株のライラックが咲き誇り、50年近くの樹齢を持っています。麗らかな春の中で白と紫の花はほんのかすかな香りを漂わせます。その中をそぞろ歩き、まるでおとぎ話の世界に足を踏み入れるような気がします。

 ライラックは花びらが小さいながらも、白と紫の花びらが密に群がります。開花すれば、遠くから花の香りが鼻から入り、酔いしれてしまいます。夕方の時にほのかな香りに伴い、天壇を訪れるのも楽しみの一つであります。

 そのほか、天壇公園には多種多様な花が先を争うように咲き初めます。ここは、本当に絶好の花見スポットであります。

 住所:北京市東城区永定門内大街東側

 中山公園

 中山公園は北京の最初の公共庭園であり、北京で公園になった皇家園林の一つであります。ここは古色蒼然として厳粛な雰囲気が漂い、もともと明と清の時代に祀りが行われた場所でありました。春になると、迎春花は赤い壁と緑の瓦に生気に満ち溢れた春の息吹を与えます。

 公園の西南山スポットに咲き乱れる迎春花は美しくて人目を奪われます。西南山南側の迎春花は真っ先に満開時期に入り、黄色い滝のように垂れて、とても壮観であります。

 公園の南壇の外一線と内壇といったスポットには、海棠が百本近く栽培されます。長さ200メートルの海棠路は公園内の海棠を観賞するのに最高のスポットの一つとされています。毎年4月の初めに、海棠が満開になり、色が淡くてあっさりして、枝垂れる枝に花がたくさん咲き、そして微かな香りが漂い、海棠に包まれた自然美を極めます。

 それに、公園内のチューリップもとても壮観です。ここのチューリップの栽培の始まりは1970年代にさかのぼります。1977年5月、当時のオランダの王女であったベアトリクス氏(現在のオランダ女王である)は中国を訪問し、中国にチューリップの優良な品種を贈呈しました。中国外交部の礼賓司はチューリップの栽培を中山公园に任せ、オランダからのチューリップは中山公园に根を下ろしました。チューリップは中国とオランドの国民の友情のシンボルとなります。

 中山公園のチューリップの花が満開になると、毎年大勢の花見客と写真愛好者を引きつけます。中山公園のチューリップは色分けで配置され、花壇のテーマに合わせてレイアウトを行い、自然と調和のとれたスタイルを引き立てます。

 中山公園には花の種類が多くて、来園者は海棠のみならず、さらにライラック、牡丹、月季花、芍薬といった多くの中国の伝統的な名花、また世界の有名な花の水仙、風信子なども鑑賞できます。

 住所:北京市東城区中華路4号

 アクセス:地下鉄1号線に乗り、天安門西駅まで降ります。

 ご注意:お花見の際、マスクをつけてください。週末や祝祭日などのピーク時をできるだけずらしてください。【呉歆沁(実習) 訳】

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