2020年11月18日、北京市文化観光局、北京市商務局、北京市インターネット情報弁公室、北京ラジオテレビ局の指導の下、北京観光産業協会、北京パフォーマンス産業協会、北京アニメーション・ゲーム産業協会が主催する第1回「1度は行ってみたいネット上で人気の北京の観光スポット」ランキングは発表しました。今回は自然景勝地、人的文化景観、文化芸術景勝地、読書スペース、街区・パーク、飲食店・新スタイル小売店、宿泊施設を含む100カ所がランク入りました。それらは、「食、住、交通、遊び、買い物、娯楽」などをカバーした文化旅行体験、消費シーンで、首都北京の新たな姿、古都北京の新たなトレンド、オシャレな新たなランドマーク、消費の新たなシーンを映し出しています。これから、「北京観光」はこれらの「1度は行ってみたいネット上で人気の北京の観光スポット」を1つずつ紹介します。

人的文化景観類――北京ハッピーバレー

　北京ハッピーバレー（中国語表記：北京歓楽谷）は、中国国家4A級の観光地であり、「新北京十六景（十六の北京での有名な景勝地）」と北京文化・クリエイティブ産業の拠点でもあります。OCTグループが20年間の専門的な蓄積と4年間の努力によって建設した新世代の文化テーマパークです。北京市朝陽区東四環四方橋の東南に位置し、敷地面積は56万平方メートルで、2006年7月に完成しました。現在、国際的な現代テーマパークであり、文化景観、芸術パフォーマンス、遊び体験を中心に、水、陸、空の施設がそろった観光場所です。家族旅行にとっては第一の選択肢であり、子供たちにとっては面白い教室であり、若者にとっては素晴らしい遊び場であります。

ここは七つのエリアに分けられ、それぞれは「フィヨルドの森、ハッピータイム、アトランティス、エーゲの港、消えたマヤ、シャングリラ、アリ王国」といいます。世界の代表的な文明と知恵が各テーマエリアで展示されています。園内には50セット以上のテーマ施設と100の人的文化景観が設置されており、神秘的でファンタジーの世界を作り出しています。30万平方メートル以上の緑地と8万平方メートルの湖がハッピーバレーに良好な生態環境を与えます。7つのテーマエリアが独特な人的文化の要素を加えます。そして、国際及び国内のセキュリティ検査、行き届いたサービス、インテリジェントな情報システムにより、ハッピーバレーはより高い品質を実現しています。

文化的なパフォーマンスは、北京ハッピーバレーの核心となる体験です。北京ハッピーバレーには、200人以上の中国人と外国人の俳優からなるプロのパフォーマンスチームがあります。アクロバット、コスチュームグループ、歌舞団、エキゾチックグループ、そしてアメリカ大陸のウォーターパフォーマンスチーム、ヨーロッパのオーケストラチーム、エクストリームスポーツチーム、様々な形のパフォーマンスを1日80回近く来場者に提供しています。2007年に北京の文化・芸術舞台に登場して以来、大規模な舞踊詩劇「金面王朝」は、11年間を経て、北京の文化・観光産業の重要な一部となります。観客は東アジア、東南アジア、ヨーロッパ、アメリカなど30近くの国と地域をカバーし、北京の観光公演市場における不可欠な文化商品となっています。2012年には首都劇場連盟に加盟し、北京で最初の16の重要観光プロジェクトの一つとなり、中国の舞踊業界で最高の栄誉とされる「蓮花賞」の特別貢献賞を受賞しました。北京歓楽谷OCT劇場は、「金面王朝」の専属劇場であるだけでなく、様々な大規模イベントを開催する場所でもあります。テンセント2007 星光大典（授賞式）」、「2008 CCTV元旦双語晚会（元旦バイリンガル大会）」、「北京市政府『我和我的祖国（私と私の祖国）』国慶節大会」など、影響力のある大きなイベントが何十回も開催されており、北京の文化活動の重要なショー基地となっています。

新世代の文化テーマパークとして、北京ハッピーバレーには、国際的に先進的な技術を持つ40以上の遊び施設があり、機能、規模、施設構成の面でもトップレベルにあります。 若者向けの刺激的な施設や、老若男女問わず家族で楽しめる施設があり、文化的な景観と遊び施設を組み合わせて、観光客にユニークで素晴らしい体験を提供しています。クリスタル・ウィングス」に乗って空を飛ぶ喜びを体験したり、超高所にある「ギャザリング・エアシップ」に乗って美しい景色を眺めたり、「ケーキ・スイング」で子供の頃の楽しさを見つけたりすることができます。

住所：北京市朝陽区東四環小武基北路

アクセス：地下鉄7号線の歓楽谷景区駅（C出口）で降りて、3分歩きます。【韓喬(実習)　訳】