花の海!うっとりさせる春爛漫を誇る中山公園

2021-04-11

春爛漫の季節に、一緒にお花見を満喫しましょう。現在の時期はお花見に最適だし、わくわくする気持ちはもう抑えきれなくなるのでしょう。皆さま、どこにお花見に行くか決めましたか。思いつかなかったら、ここで花々が咲き誇る中山公園をおすすめします。

中山公園

位置に恵まれた中山公園は故宮に隣接しています。天気が暖かくなるのに伴い、園内の梅は咲き綻びます。4000平方メートルの屋外の梅園には、30種以上の異なる姿を呈する梅が110株余り植えられています。それぞれの美しさは花見客の目を楽しませます。

中山公園の梅

豊後梅(ブンゴウメ)は、八重咲きで、ピンクの花弁が重なり合い、大輪の花を鈴なりにつけてなまめかしく咲きます。これは日本からの優良品種の梅です。

淡いピンクの豊後梅は、八重咲きで白い花が集まってみずみずしく咲き誇ります。木の下を歩くと、ほのかな香りが耳から入ります。艶やかなピンクに染まる花々と褐色の幹のコントラストは心の琴線に触れるほど美しいです。

杏梅は、白くて、一重咲きです。真っ白に包まれる木々の枝にいっぱいつける梅は、咲くと雲のようになり、舞い散ると雪のようになります。

淡いピンクの花びらは、雨にぬれ、ひときわ可憐な様子を見せます。風がそよそよ吹き、花びらがゆらゆらと舞い降り、香り漂います。

「落红不是无情物,化作春泥更护花(赤い花弁は散ってゆいても惜しくない。土に帰り、肥料になり、これから咲く花を守り育てていく。)」と言われるように、落ちた花びらに地を覆い尽くされます。

緑と白の花びらが重なり合い、さわやかな香りがします。これは緑萼梅(リョクガクバイ)です。まだ満開になっていないですが、咲き初めのつぼみはとりわけかわいらしいです。

梅園

一面に広がる梅の花は見頃を迎え、咲き乱れます。朝焼けのように艶やかさを帯びた花もあり、雪のように凛々とした花もあり、碧玉のような緑に彩られた花もあります。うつくしい梅を鑑賞し、かすかな香りを堪能します。

醍醐味と言うと、香りを探るということです。香りはどこにでもあるような気がしますが、ほのかな香りの在り処にたどり着くのは極めて難しいです。これこそ、香りはより心に沁みます。

観梅の季節に、花の海をぶらぶら歩き、そよ風がひとしきり吹き、身に染み込むような香りに囲まれます。

モクレン

公園で真っ白なモクレンは咲き、気高い姿を見せます。

大輪の花が密に咲き誇り、優雅で美しくて、詩情あふれます。あっさりとした香りが漂います。

公園にはシモクレンがあります。まだ満開になっていませんが、雨を浴びた花びらには雫が宿り、趣きが添えられます。

古色蒼然としたあずまやのそばにアンズの木が二本植えられています。花爛漫は昔の建物と相まって、江南に身を置かせるような感じです。

中山音楽堂の近くで、何株かの海棠は枝にくっついて、まだつぼみです。

つぼみが待ちくたびれ、咲き初めます。雨が降り注いだ後、赤く染まるつぼみや、青々とした若葉は一層初々しく見えます。

公園には木々がたくさん植えられています。春になり、花々が一斉に咲き、道をそぞろ歩きながら、新鮮な空気を体に取り込み、気分がいいです。

週末に家族連れで花見に来てみてはいかがでしょうか。

チケット:平日のチケット価格3元、半額チケット1.5元。唐花塢、蕙芳園のセットチケット価格5元、半額チケット2.5元。チューリップ花展の期間中(毎年3月上旬から5月中旬まで、開花時期により変更する場合がございます)のチケット価格10元、半額チケット5元、チケットで唐花塢、蕙芳園に入園できます。

チケット予約:一般チケットを購入する観光客は、1日以上前にWeChatの公式アカウント「暢遊公園」(チケット購入プラットフォーム)にログインし、実名で予約を行い、個人身分証につき毎日1枚のチケットを購入できます。予約済み後、観光客は予約日の入園時間内に本人の身分証で入園できます。半額割引チケットを購入した観光客は本人の身分証、あるいはQRコードで、また割引適用に必要な証明書を提示し、入園できます。

交通:

1. バス1番・5番・52番、観光1番に乗り、「天安門西駅」まで降り、道路の北側から東へ3分歩いて、公園の南門に到着することができます。バス5番に乗り、「中山公園西門」まで降り、道路の東側から北へ3分歩いて、公園の西門に到着することができます。

2.地下鉄1号線に乗り、「天安門西駅」まで降り、B口を出て、道路の北側から東へ3分歩いて、公園の南門に到着することができます。

お問い合わせ: 010-66055431

住所:北京市東城区中華路4号(天安門西側) 【図文/方玥 訳/呉歆沁(実習)】

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