文化と歴史が奥深く潜められた北京は長きにわたり世の浮き沈みを経験し、歴史の重みが感じられる都市になりました。ここで歴史と文化は代々伝えられ、受け継がれていきます。人々は足を運び、足跡を残し、昔の物語を語り続けます。

北京へ観光に来たら、首都ホテルに泊まり、ウォーキングツアーを体験し、最短距離で古都の果てしない魅力を堪能しましょう。

1.天安門

約1キロメートルの道を歩き、徒歩14分の距離だけで念願の天安門が目に入ってきます。五星紅旗が風に靡かれ、空にはためきます。巻物に記載された昔の歴史が頭に浮かび、身をもって由緒ある名所旧跡と触れ合い、祖国の力強さがより感じられます。

2.天壇

約1.7キロメートルの道でほぼ半時間が流れるとともに、古代建築に関する想いは頭を巡ります。天壇は明の永楽十八年に建てられ、明と清の時代の皇帝が天を祭り、五穀豊穣を祈る場所でした。青空の下で、雄大な天壇は堂々と佇んでおり、凛然たる姿を見せます。

3.王府井商圏

王府井大街は、南は東長安街、北は中国美術館まで、全長約1.6キロメートルあり、北京で最も有名な商業エリアです。かつては商売繫盛の地とされ、「寸金の地」と称されました。徒歩11分かかるこの873メートルの道では、大勢の人がひっきりなしに行き来し、露店が軒を連ね、北京ならではの雰囲気が漂います。

4.大柵欄

大柵欄は首都ホテルから1.4キロメートル離れており、徒歩21分の距離です。北京の都心に位置する大柵欄は南中軸線における重要な一部です。500年以上の由緒ある大柵欄は悠久たる歳月の中でこれから相変わらずここに佇んでおり、子々孫々まで受け継がれていきます。

5. 国家大劇院

中国最高峰の表演芸術の殿堂である国家大劇院は首都ホテルから2キロメートルしかありません。新北京十六景の一つのランドマークとしての国家大劇院は、独特な建築構造を有し、澄みきった湖、広々とした芝生、木々、花々と隣り合わせ、人と人、人と芸術、人と自然との調和を図る理念をあらわにします。

6.国家博物館

約1.3キロメートルを歩き、徒歩19分の距離で世界各地からの最も由緒ある収蔵品が見られます。記憶の中に色褪せない文化財は、ショーウィンドウできらきら光り輝きます。世界各地からのいろいろな来場者の眼差しを受け、文化財は身に潜められたすべての物語を皆さんに伝えるよう望みます。

首都ホテル周辺の名所旧跡が多すぎて、皆さんは足を運び、自ら訪れてみてはいかがでしょう。首都ホテルに泊まり、心身ともに満たされる風変わりなウォーキングツアーをぜひ体験してみてください。【呉歆沁(実習)　訳】