頤和園周辺の閑静なスポット、北塢公園でタンポポが満開

2021-05-06

頤和園は開放時間を延長したそうです。つまり、皆さんが遊べる時間も長くなったわけです。頤和園は皇室の庭園とされ、言うまでもなく美しい景色を誇っています。

しかし、頤和園の周辺には無料で美景が楽しめるニッチな公園があります。これは北塢公園です。

北塢公園は頤和園を取り囲む公園の一つで、北京市の玉泉山のふもとに位置しています。

ここはもともと北京の都市部と農村部が接続した地域にある自然村でしたが、その後公園に変身しました。北塢公園は隣の頤和園、玉泉山と互いに見守り合います。

北塢公園の歴史

北塢公園はもともと古村でしたが、十五世紀初めのころ、明の宣徳年間にここでレンガ焼造が行われ、永楽年間に北京西郊で水害に見舞われたことがあり、朝廷は船隊を派遣し救援に駆けつけました。

船隊は「南塢」、「中塢」、「北塢」といった三カ所に停泊し、そこから三つの村となりました。そのため、北坞公園には記念船が建てられました。

北塢公園の景色

公園は711ムーの敷地を占めており、東園と西園に分かれています。東園は隣の頤和園、玉泉山の景色を取り入れ、四つの風景区があります。西園は北塢嘉園の北側にあり、園内には空き地が設けられ、近所の人々にレジャーや娯楽を提供します。

公園の丘を登ると、開放感は格別です。山の麓にある静かな湖、水面に映された緑豊かな山が目に入ります。

展望台から、隣の玉泉山だけでなく、天気の良い日なら頤和園の仏香閣も視界に入れます。

ここは「京西稲」の産地です。昔、京西稲は皇室のみに供されました。公園に稲の景観、牛の彫刻が設置され、観光客に田園の景色を提供しています。

乾隆帝が江南から持ち帰った「紫金箍」と呼ばれた稲の優良種は京西で試植されました。収穫されたお米は皇族に供されたため、「貢米」とも呼ばれました。

田んぼの端にある大きな船の船首に立ったら、頤和園に佇んだ仏香閣を眺めることができます。

北塢公園のタンポポ

現在、園内のタンポポは満開です。タンポポをそっと吹きかけたら、風に運ばれ、遠くまで飛んでいきます。

明朝の天順年間に建てられた金山寺は公園の中央に位置しており、公園にある残り二つの寺院の一つです。寺院に祀られる仏様は南に向いて座ります。金山寺は三進院の構造です。今は玉泉民俗文化館となり、公園に古色蒼然さを添えます。

公園に残されたいくつかの旧跡は歴史のある重厚感を漂わせています。

湖の畔の桟道を歩いてすがすがしい空気を吸い、自然豊かさを満喫することができます。

住所:北京市海淀区北塢村西路北塢公園

アクセス:バス469番・539番で、北塢村西駅まで降りてから北塢村路に沿って150メートル歩けば到着できます。地下鉄西郊線で、頤和園西門駅まで降りてから200メートル歩けば到着できます。【呉歆沁(実習) 訳】

北京旅游网翻译

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