ゴールデンウィークの連休には、ようやく落ち着いてお茶を楽しむ時間ができました。 お茶の香りを味わいながら春の美しさを感じるお茶文化活動もたくさんあります。北京でお茶を味わう、お茶を買うのに最適な場所、ご存知でしょうか？

お茶を買う中国老舗茶荘：張一元

張一元は清朝光緒26年（1900年）に創業したという老舗の茶荘であり、中国名茶を代表するお茶屋で、「中華老字号」と名付けられています。百年の文化を受け継いだ張一元のお茶は、北京の伝統的なジャスミン茶をキャリアとして、お茶愛好家に絶品のお茶を提供しています。現在は「張一元名優緑茶祭」が開催されており、浙江省、江蘇省、四川省、河南省の高級緑茶が集まり、西湖龍井、洞庭碧螺春、黄山毛峰など18種類の緑茶が、簡単に入手できますよ。

住所：北京各店舗で入手可能

お茶を買う中国老舗茶荘：呉裕泰

呉裕泰は清朝光緒13年（1887年）に創業され、「中華老字号」に選ばれており、そのジャスミン茶製作技術が国家級無形文化遺産保護リストに登録されています。同社は現在、「酔の春日、慧の春茶」というイベントを開催しており、指定された茶製品の値引き、新品試飲、ギフト付きなど、活動は5月7日まで続きますので、ぜひ店舗にお越しください。

住所：北京各店舗で入手可能

「お茶の街」：馬連道

馬連道は西城区広外街道に位置し、南北に向かう都市準幹線道路で、著名な北京のお茶の街で、かつて「中国茶葉第一街」の称号を授与されたこともあります。現在は中国独特の伝統文化が特徴の「茶文化の街」へと発展を求めています。ここに来てお茶の香りを嗅ぎ、お茶を味わい、茶馬古道の歴史と文化を体験してみませんか？

住所：北京市西城区馬連道路11号

お茶を飲む名店：老舎茶館

北京老舎茶館は1988年に創業され、その前身は、1970年代末に市民の尹盛喜さんが前門で売った大碗茶と呼ばれる「どんぶり茶」のお店でした。ここは北京スタイルの茶文化、劇曲文化、飲食文化など、北京の伝統的な茶室文化を集めています。店は書茶館、餐茶館、清茶館、大茶館、野茶館、清音桌など、北京の伝統的な6つの伝統茶屋を有しています。前門本店では時に相声特別公演やバラエティ番組「四季北京・茶」など一連の活動が行われます。

老舎茶館前門店（本店）

住所：北京市西城区前門西大通り正陽市場3号ビル

北京老舎茶館大屯店

住所：北京市亜運村大屯北路金泉美食宮F棟1階

北京大興国際空港ターミナル支店

住所：北京市大興国際空港ターミナルビル S-AR05-001

北京で唯一の清真の茶問屋老舗：正興徳飲茶

清光緒24年（1898年）に創設された正興徳は、百年の歴史を誇る北京で唯一の清真の茶問屋です。この店はイスラム教徒が集まる牛街に近い菜市口に創業し、「清真」というマークが付いていることから回族顧客に支えられてとても人気があります。店は福建省北部と福建省東部の春茶を使用しており、爽やかな味わいで、濃く後味が残るようなお茶です。現在、「第19回北京正興徳春茶祭」がここで開催されています。イベントが5月6日まで続きです。

支店：北京店舗一覧（牛街店、大柵欄店、白紙坊店、自新路店、南横街店、紅蓮店、常営店【劉一都　訳】