水面の夕日と山奥の古寺、北京のこの名所は一体どんな魅力がある?

2021-05-06

初夏になって、日差しはそれほど眩くはなく、風もとても優しいです。

メーデーの連休はどれほどヒットしているのかはしみじみ感じてきました。ますます暑くなってきた今ごろ、人込みのところへ行くのはあまり賢い選択肢ではありませんよ。

北京近郊へ行ってみたらどうでしょうか。そうしたら、暇、好天候、いい気分が全部揃っていますよ。

北京は長い歴史を持つ都市だといつも言われていますが、実は北京には自然風景もたくさんありますよ。

懐柔区

山々が続くここは、はっきりとした四季や広々とした水面、咲き乱れる花、キラキラ輝く明かりがあります。特に2014年にAPECサミット開催後、ここは脚光を浴びるようになりました。

今日は懐柔の旅行ガイドを用意しましたので、ぜひ自然に親しんでくださいね。

雁栖湖景勝地

「雁栖湖」という名前は、毎年春と秋になると、多くの雁の群れがこの湖を訪れることから付けられたのです。今ではAAAAレベルの観光景勝地として判定されており、景勝地内では湖や山以外にも娯楽施設と愛国主義教育基地などがあり、自然と人文が見事に融合されています。APECサミットを取り上げた日から、雁栖湖は「北京近郊の庭園」から「インターナショナル会議の町」へと変わっていきました。

1 国慶節の儀典車

国慶節70周年の式典の貴賓ために特別に設計・製作された色鮮やかな儀典車6台は、現在、雁栖湖景勝地にそのまま保管され、ゲートのすぐ前に置かれております。お客様は間近で見ることができます。儀典車の横には万里の長城が見え、国慶節70周年のパレードの様子を思い浮かべると、中国人としての誇りがすぐ沸き立ちます。

式典の儀典迎車には、宇宙飛行レベルのリフトシステムが配置されており、トイレや一級救急車レベルの医療装置も整っていて、乗用者のニーズを全面的に考慮し、パレードが間違いなくできるように進行するのを確保し、配慮されていました。

2 雁栖湖の建築

会議展示センター

雁栖湖西路に沿って進むと、北京雁栖湖国際会議展示センターが見えてきます。建物の外観は屋上なき天壇に似ており、直ちに北京北部、ないし中国国内の展示会場の中での輝く新星となりました。

雁栖塔

高さ80メートルの9階建ての古風な塔は、周囲の中国の古典庭園と呼応しています。 エレベーターで塔の最上階に直行すると、まるで絵画の中に入り込んだかのように、雁栖湖景勝地の美しさを堪能することができます。

北京日出東方キャビンスキホテル

ホテルはゆっくりと昇る太陽のようで、調和と統一を象徴していることから「日の出」と名付けられました。ホテルは「瑞雲」の形をし、中国文化における「太陽を追う彩雲」というロマンチックな意味も込められています。ここは日の出を見るには絶好の場所でもあります。

3 雁栖湖の景色 

湖の上をゆっくりと航行するボート、こぼれ落ちる太陽の光、きらめく水と遠くにある「大貝壳」、風にそよぐ植物、これ以上美しい景色とリラックスな時間はないでしょう。湖畔を散歩すると、ライラックを楽しむこともでき、5枚の花びらを持つライラックを探してみるのもいいでしょう。

湖畔を散歩したり、湖の中央にある黄色いアヒルと一緒に写真を撮ったり、途中で太陽が昇ったり沈んだりするのを感じたりしてみましょう。

4 夕日

自分の目で見ることに勝るものはありません。湖の周りを散歩して景色を楽しんだ後は、高いところに登って湖の広大な景色を見てみましょう。視点を変えると景色も変わってきます。お昼とは異なり、雁栖湖の残照は、夜の静寂が来る前の束の間の休憩のようで、まるで水墨画のようです。

5 西山歩道

雁栖湖の西山歩道は、景勝地の外の駐車場の近くにあります。歩道に沿って山に登ると、雁栖湖の景勝地を見渡すことができます。春はトレッキングに適した季節で、山に花が咲き乱れ、木の桟道と石の階段が入り交じっていて、山登りはそれほど難しくなく、のんびりとしたトレッキングには最適です。

6 ドライブインシアター

景勝地の隣にはドライブインシアターがあり、ここのロマンティックな雰囲気をさらに醸し出しています。夜になって、月明かりの中で映画を楽しむのは本当に気持ちのいい体験です。

7 ナイトツアー

雁栖湖景勝地はすでにナイトツアーが開催されましたよ。明かりに包まれた山や湖は、景勝地をとても明るく映し出します。それに、夜は入場料が無料ですよ。

夜間運転は2021年10月7日まで(毎週金、土、日、祝日の夜)続きます。(注:それ以外の時間帯は休みです)

入場無料の時間帯:

開始時刻:金曜日18:00、土曜日と日曜日19:00頃

昼間の営業停止時間30分後に無料入場ができ、夜の営業終了時間は現場の放送によってお知らせします。

終了時間:21:30頃に観光地の入場を停止します。

紅螺寺景勝地

同じく懐柔区にある紅螺寺は、雁栖湖の景勝地にとても近いです。1,000年の歴史を持つ紅螺寺は、南向きで、山の上に建てられています。雁栖湖観光景勝地からは、車で10分強の距離で紅螺寺がみられます。

1 紅螺寺について

紅螺寺は古来より祝福の聖地であり、「春は花を見て、夏は暑さを避け、秋は紅葉を見て、冬は松竹梅を楽しむ」といった1600年以上の長い歴史と深い仏教文化の遺産があると言われています。いつも人々がここへ祈りにきます。寺院内の竹林がすでに森になって、600年もの歴史があります。

玉皇大帝の二人の姫様が下界に下りてきて、池に住む2匹の大きな赤いタニシに生まれ変わり、寺や地元の人々を守ったそうで、人々から尊敬されています。これが「紅螺山」と「紅螺寺」の名前の由来だそうです。

2 鐘撞きとお祈り

景勝地の前には4本の柱の3つの扉を持つ巨大な建物があり、紅螺寺に入ると寺の中で鐘撞きの音が聞こえてきます。

3 紅螺山

紅螺山の頂上には、2つの峰の真ん中に小さな峰があり、まるで翼を広げて飛ぼうとしているイーグルのようです。この季節の山の風は、ちょうどいい柔らかさです。観音路に沿って観音寺に行けば、線香に火をつけ仏前に供えることができます。

日帰り旅行

ルート:雁栖湖西山道→雁栖湖景勝地

雁栖湖西山歩道の開放時間は8:00~17:00で、雁栖湖の美しさを見渡そうとするなら、午前中に西山歩道で山に登ることをお勧めします。太陽がちょうどいい正午になったら、雁栖湖景勝地の湖畔を散歩し、午後は景勝地の展望台で夕日を楽しむといいでしょう。

ヒント: 雁栖湖景勝地のチケットは1回限りのもので、何度も入場することはできません。

一泊二日旅行

ルート:

1日目:雁栖湖西山歩道→雁栖湖景勝地→頂秀美泉町

2日目:紅螺寺景勝地(山登り、お祈り、観光)

2日間の観光を確保しているのであれば、夕日と雁栖湖の夜景を楽しみ、一日の旅を終えた後は、頂秀美泉町で休みをとり、万全の状態で翌日の旅に臨むことをお勧めします。

頂秀美泉町は、美しい雁栖河に近く、緑の丘に囲まれ、紅螺寺景勝地にも遠くはないです。ここに来ると、まるでヨーロッパの街の生活圏に来たようで、住宅部分は、傾斜した屋根を持つ4〜5階建てのガーデンハウスが、高さをずらしたスカイラインを形成しており、ヨーロッパ風とアニメーションの要素が強くて、ディズニーランドにも来たかのような気分になります。

翌日は、バスで紅螺寺景勝地に到着し、参拝したり、トレッキングしたり、景色やそよ風を楽しんだりします。

雁栖湖

開放時間:8:00-17:30 チケット 

価格:一人で45元、学生チケットはひとりで22元

住所:北京市懐柔区雁水路3号

西山歩道:無料

紅螺寺

開放時間:8:30-17:00 チケット

価格:一人54元、半額チケットは一人27元

住所:北京市懐柔区紅螺東路2号【許洱 訳】

北京旅游网翻译

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