中国科学院植物研究所のロサ・キネンシス(月季)が満開

2021-05-11

最近、北京の天気がだんだん熱くなり、いよいよ夏が本番!北京の「市花」とされているロサ・キネンシス(Rosa chinensis、中国語では月季と呼ぶ)も徐々に咲き誇っている。 中国科学院植物研究所のロサ・キネンシス(月季)も満開になったよ!鮮やかな色と華やかで美しく咲き誇る姿は、いつ見ても惚れ惚れしてしまう。

中国科学院植物研究所の植物園にあるロサ・キネンシス(月季)園の面積が0.6ヘクタールをカバーし、中には約400種類のロサ・キネンシスが栽培されている。

ロサ・キネンシス(月季)は、中国中部の貴州省、湖北省、四川省を原産地とするバラ科・バラ属の種(しゅ)で、18世紀初頭にヨーロッパに導入された。園芸家はハイブリッド育種を通じて現代のロサ・キネンシス(月季)の品種を作り出した。

統計によると、世界には10,000を超えるロサ・キネンシス(月季)の品種があるという。また、ロサ・キネンシス(月季)はいま園芸植物として中国で広く栽培されている。有名な品種といえば、イェローピース、ブッシュ、ピンククイーン、プリンセス、ゴールデンフェニックスなどが挙げられる。

現在、研究所のさまざまな種類の月季の花が満開になった。また、月季園にある中国の国立3階建て保護植物の鍾馗空木(学名:Kolkwitzia amabilis、中国語表記:蝟实)も開花期にあり、園内の景色はすばらしくていちいち目をとめる暇もないほどである。

「花の女王」として知られている月季は美しい庭の花であり、最高級の切り花素材でもある。その花や根皮は血行を促進し、腫れや解毒を抑える効果があり、伝統的な中国漢方薬として使用されている。

文・北京旅行網

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