【中国観光の日】家にいながら旅行気分!ビデオで「初夏の北京」を観光しよう

2021-05-19

新型コロナウイルスの流行により、中国では一時は厳しい外出制限がなされていました。そのため、「クラウド観光(中国語:云旅游)」という新たな楽しみ方が生まれました。現在では中国の国内旅行が解禁され、観光を楽しむ人が徐々に増えていますが、外国人観光客の受け入れはまだ制限されています。

そして、5月19日はちょうど「中国観光の日」にあたります。ここ数日、各地では多彩なイベントが開催され、多くの人が外に出て各種イベントに参加しています。毎年この日になると、北京でもたくさんの観光スポットが特別キャンペンを打ち出し、多くの観光客を楽しませます。新型コロナの影響を受けて、今年は新規入国観光客の参加が無理ですが、いくつかのビデオを通じて北京を訪れたい観光客に「初夏の北京のクラウンド観光」を用意しております。一緒に見てみましょう!

頤和園

贅を尽くした名園とも言われている頤和園は中国の歴代皇帝により整備された中国最大の皇族庭園であり、江南地方の風景を再現して作られた庭園でもあります。初夏になると、園内の木々の濃い緑が益々深まってきました。緑の木々の中に太陽の光がさし、風で葉と影が揺れる光景はとても美しいです。

天壇公園

「天壇公園」は明・清時代での天壇の所在地に位置されて、明・清時代の皇帝が天を祭り、雨を乞い、五穀豊穣を願った専用場所で、現存する世界の最大規模、最も完璧に保全された祭祀建造物です。

初夏になると、園内の木々や芝生が鮮やかな緑色をし、庚申薔薇が咲き誇り、その香りが漂っていて、祭祀を行った神聖な天壇に静かで平和な雰囲気を加えます。

玉淵潭公園

玉淵潭公園といえば、最初に思い浮かぶのは中日友好を象徴する桜でしょう。しかし、桜の開放時期は毎年3月上旬から4月中旬までで、お見頃はすでに過ぎました。現在咲き誇っているのは園内の魯冰花であります。情報によると、ここの魯冰花は十万本もあります。いまはちょうど満開の時期で、様々な花色の花がカラフルな童話の世界を作り出しています。

北京玉淵潭公園の西湖桜埠頭、中山島埠頭、東湖遠香園埠頭、魚躍泉鳴埠頭を含む4つの船乗り場には500隻以上の船があります。船に乗って湖面でふわりと揺らしながら、遠くのテレビ塔を眺めると、現代と自然が融合した風景が見えてきます。

雍和宮

雍和宮は、中華人民共和国北京市東城区にある有名な寺院であり、北京最大のチベット仏教の寺院でもあります。いつもお参りの人々で賑わっている雍和宮は総面積が約6万6000m2に及び、中では満州、モンゴル、中国、チベットの各文化圏の様式が織り交じった建築物が建ち並んでいます。雍和宮の主要な伽藍として、南から北に向かって順に昭泰門、雍和門殿、雍和宮殿、永佑殿、法輪殿、万福閣、綏成殿が挙げられます。

中国科学院植物研究所植物園

初夏になると、北京の「市花」とされている庚申薔薇(中国語では月季と呼ぶ)も徐々に咲き誇っています。近頃、この植物園は園内の大人の手よりも大きな庚申薔薇で高人気を博しています。鮮やかな色と華やかで美しく咲き誇る姿は、いつ見ても惚れ惚れしてしまいます。

実は園内には様々な種類の花や植物があり、ゆっくりと見学する価値があります。園内に咲き誇っている鍾馗空木の黄色ののどを持ったピンクがかった花もとても魅力的です。

コロナウイルスの影響下で海外旅行はいつから再開されるのかわかりませんが、一日でも早く安心して海外旅行を楽しめる日を期待しています。その時はぜひ北京へお越しください!

文・北京旅行網

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