2本の地下鉄空港線で音声によるチケット購入が可能

2021-06-10

最近、北京首都空港線と大興空港線の地下鉄7大駅でこのほど、音声によるチケット購入が全線で開通したことが明らかになりました。北京日報が報じました。

最先端のスマート音声乗車券購入技術により、乗客が券売機に向かってあいまいな目的地を話すと、AIが自動的に近くの地下鉄駅を特定し、最適な乗り換えプランを迅速に計画することができます。乗客の平均乗車時間は15秒から1.6秒に短縮され、乗車券購入体験が大幅に向上しました。  

「多くの高齢者や初めて北京に到着する外地の乗客は、目的地に対応する地下鉄の駅を知らないか、アプリの操作があまりできないため、駅の調査やルートの問い合わせ、チケット購入の支払いに時間がかかることが多いです。今は券売機に向かって『私は三里屯に行きたい』『私は街に行きたい』と言えば、数秒でチケット購入が完了する」と首都空港線の職員が説明しました。また、乗客の利便性を高めるため、現金とAlipay(アリペイ)のスキャン決済両者とも使えるということです。  

スマート券売機には最新の音声テクノロジーが搭載されています。達磨院音声実験室の呉楠設計士は、「機械には高集積度の一体化計算モジュールと次世代音声映像融合アルゴリズムが内蔵されており、90デシベル以上の騒音環境で正確な音声インタラクションを実現するだけでなく、音声認識がより速く正確になり、全体の計算速度が30%以上向上する」と述べました。次世代音声チケット購入システムは、アントフィナンシャル、達磨院、高徳地図、北京如易行科技公司が共同で導入し、将来的には北京のより多くの地下鉄駅で利用される予定です。アリババの音声AIは現在、北京市、上海市、ハルビン市、南京市、徐州市、石家荘市などの地下鉄に設置されています。一部の都市では、AIは乗客のチケット購入を支援するほか、スマートカスタマーサービスの業務も担当しており、音声インタラクションを通じて乗客の問い合わせにいつでも応じることができます。【範夢琴 訳】

北京旅游网翻译

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