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端午節のお祝いの食べ物といえば「ちまき」

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 ちまきとは、もち米を三角形に作り、笹の葉で包んでイグサなどで縛った食べもののことです。作ったちまきは笹の葉ごと加熱して、葉の部分をむきながら食べます。味つけはしていないので、笹の香りがついたおにぎりを食べているような味ですよね。端午の節句のお祝いの食べ物といえば「ちまき」に間違いないでしょう。みなさん食べたことがありますか。

 「ちまき」の起源をたどる

 中国の伝説によると、戦国時代、楚の愛国者で詩人の屈原が、汨羅江(べきらこう)で入水自殺した後、彼の死を悼む民衆が、魚が屈原の亡骸を食らったり傷つけたりしないように、米で作った食べ物を川に投げ込み、魚に食べさせました。それをきっかけに、端午の節句の日(端午節)にササの葉で包んだ米の飯を川に投げ入れた風習が始まりました。

 ちまきのレシピ

 材料:もち米、ささの葉、いぐさ、豚ばら肉、ショウガ、ニンニク、塩、たまり醤油、濃い口醤油、白酒(蒸留酒)、食用アルカリ。

 作り方:

 1、もち米を洗って5時間水に漬けてから、水分を切ります。

 2.ささの葉を100枚ほど用意する。乾燥ささの葉を1日水に漬けてから、両面を洗います。

 3.豚肉を一口大に切り、ショウガやニンニク、塩、たまり醤油、濃い口醤油、白酒に漬け、味を付ける。漬ける時間は長いほうがいいです。味付けの際、少し塩から目にしておくのがコツ。煮ると、ちょうどよい味になります。

 4.食用アルカリをほんの少し振ります。もち米の色がすぐに変わる。アルカリを振っておくと、煮た後、柔らかくなり、防腐作用もあります。ただ、振りすぎには注意してください。

 5. もち米の色を見ながらたまり醤油を少し加えます。

 6.チキンパウダーを少し振ります。

 7.食塩を少し振る。全部混ぜた後、米がさっぱりとした味であることを確認しましょう。もち米が塩辛いと、卵や豚肉の香りが死んでしまいます。

 8.ちまきをしばるいぐさを、取りやすい場所に並べておくと、ちまきを縛る時に便利です。

 9.ささの葉に包んだちまきをいぐさで2回巻いて縛れば出来上がります。

 ちまきの包み方:

 1.ささの葉の真ん中の端を支点にします。

 2. 両手でささの葉を持ち、支点から葉を半分に折ります。

 3. 笹の葉をねじって、円錐形にします。

 4.底を重なり合うように折っておけば、もち米が漏れません。

 5.もち米を3分の1入れ、箸でもち米が底まで行くようにします。

 6.準備しておいた塩漬け卵黄と豚肉を入れます。

 7.もち米を入れます。いっぱいにはせず、上を1センチほど空けておき、圧縮する。もち米は煮ると膨らむためぜったいにいっぱいにしないでください。

 8.左手で粽を持ち、三角形の形に折り、余っているささの葉で蓋をします。ここがポイントです。

 9.点線に沿って、右手の人差指と薬指で両端の余っているささの葉を折ります。左手の親指と人差し指で押すと、平らな三角形になります。

 10.余っているささの葉を三角の面に沿って折ります。

 11.形が固定するよう、粽の形を整えます。

 12.図の位置を、いぐさで縛ります。ぐるぐる巻きにする必要はなく、最後の折り目に沿って、2回巻けば良いです。

 13.ちまきを縛る時、少しきつめにしてください。

 14.縛った後、余った部分を切りましょう。

 15.圧力鍋に入れます。水の量とちまきの量は同じくらいです。圧力鍋で30分ほど煮ります。煮る時間が長いほど、ちまきはやわらかくなります。45分くらい煮ても良いです。

 カラフルになっているちまき、その中身はなに

 ちまきの起源は中国にあり、その後は日本へも伝わてきました。同じ端午節のお祝いの食べ物ですが、ちまきは日本と中国で作り方が違い、さらには日本国内でも関東・関西などその食べ方が異なります。中国国内でもエリアで大きく違っています。

 例えば、広東地方のちまきは塩味と甘味が両立したもので、広西地方では巨大な「枕ちまき」が一般的です。閩南地方には碱ちまき、肉ちまき、豆ちまきの3つがあります。アモイや泉州の「焼肉ちまき」と「碱水ちまき」は海外でも有名です。

 植物から搾り取った汁でカラフルに染めたもち米を使い、オリジナリティあふれるカラフルちまきを作る人もあります。また、山西省が近年、「老陳酢(熟成酢)風味」の「酸っぱい」ちまきを打ち出しました。

 そして、茶葉を入れて「粽茶」を作ることも人気になっています。

 動物への特別なちまきもあります。

 現在、市場には干しブドウやナツメ、豚肉、牛肉などユニークな具を入れた多種多様なちまきが出回っています。「ちまきは甘くあるべきか、それともしょっぱくあるべきか」についての論争も、よく中国南方地域と北方地域のネットユーザーの間に巻き起こっています。

 ちまきを食べるときは健康に注意

 ちまきを食べるときもいくつかの注意点がありますよ。一緒に見てみましょう。 まず、お年寄りや子供、胃腸の悪い人、糖尿病や心疾患などにかかっている人は食用を控えて下さい。そして、ちまきの主な材料は消化しにくいもち米で、空腹時や就寝前に食べないでください。食べすぎることもだめです。

 北京風味のちまき

 北京のちまきはとても大きく、斜め四角いものや三角形なものに分けています。今、市販のほとんどがもち米を使ったちまきです。北京の粽は棗、あんこを餡にしたものが多く、ドライフルーツを餡にするものもあります。

 一部の地方の端午ちまきは葦の葉で包まれたもち粟と棗の粽で、その中では密雲県産の棗が一番有名です。多くの自家製ちまきはもち米、もち粟と棗を合わせたもので、「二米粽子(二種類の米でできたちまき)」と呼ばれています。粽を結ぶのはコヨナメで北京名物です。

 <おすすめ店舗>

 ■稲香村

 北京の伝統的なメーカーは端午節の日になると、ちまきのプレゼント用の商品を販売します。中には賞味期限が長めなものもあり、もし北京で短期滞在ならばそれを買って日本へ持ち帰るのも可能です。それでは、老舗の菓子屋を皆さんに紹介しましょう。

 ちまきを買うなら、まずは北京の有名お菓子老舗「稲香村(ダオシャンツン)」がおすすめです。「稲香村」一号店は北京の前門というところに位置し、北京の伝統的お菓子の正統派として名を馳せました。近年、外国人観光客の口にあわせて洋風にアレンジした商品も出したが、やっぱりメインは中華菓子です。もちろんちまきもなかなかうまい!

 ・稲香村前門大柵欄店

 住所:北京市西城区大柵欄街18号大柵欄ショッピングセンター1階

 ・稲香村王府井百貨店

 住所:北京市東城区王府井大街255号王府井百貨の地下1階

 ・稲香村北京駅店

 住所:北京市東城区毛家湾胡同甲13号北京駅1階

 (上記するのは一部の店だけの情報ですので、近くの店でお買い求めください。)

 ■鼎泰豊

 小籠包として有名な店「鼎泰豊」、その中、あまり知られていないメニューとして「双紫粽」もなかなかおいしいです。この「双紫粽」とは、「紫米」というお米に紫の芋を包み込んで作ったちまきです。もちっとした食感、ほのかの甘みで食欲をそそり、ビタミンも豊富で体にすごくやさしい。もしここで小籠包を食べるなら、ぜひこの裏メニューも試してみてください!「双紫粽」のほかに「鮮肉ちまき」もおすすめです~

 住所:北京市北京市建国門外大通り1号国貿ショッピングモールの5階

 ※もちろん街角や普通のスーパーやコンビニにでも簡単に買えます。興味のある方はぜひ中国のちまきを買って食べてみてください。日本のちまきと食べ比べて見ればいかがでしょう~

 情報提供:人民網日本語版

文・北京旅行網

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