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端午節の定番イベント:竜船競漕

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 ちまきを食べること以外に、「竜船(ドラゴンボート)」競漕も中国の伝統的な端午節の代表的な慣習であります。毎年端午節になると、中国の南部地域では、竜船競漕が行われます。現在、中国の南部地域の水稲耕作地帯に行われる竜船競漕は既に世界各地で高人気を博している民族スポーツに発展してきました。

 竜舟競漕などの祭りやスポーツに使われる竜船(ドラゴンボート)は、中国に由来する幅が狭くて非常に長い船です。竜舟(りゅうしゅう、龍舟)あるいは龍船(りゅうせん、竜船)とも言います。

 竜舟はたいてい龍の頭と尾で装飾され、大きな太鼓が載せられます。競漕前には、竜頭を祭る儀式が行われます。竜舟には、中国の戦国時代の詩人・政治家である屈原にまつわる伝承があります。屈原が汨羅江に入水自殺した旧暦5月5日の端午節に、漁民が屈原を助けようとドラゴンボートを使ったという伝承にちなみ、伝統的な競漕行事(龍舟競漕)が行われています。ですから、儀式の際に竜船の漕ぎ手たちが竜頭をかつぎ、船旗やかいを捧げ持ち、ドラや太鼓、爆竹の音が鳴りひびくなか、屈子祠の屈原像を前にして、ひざまずいて拝みます。

 竜船を漕いで屈原を救うという伝説が各地に広まっているが、じっさいにはこうした習わしは屈原が亡くなる前からあったということです。中国民俗学の大家・鍾敬文氏は「端午節に竜船競漕を行うのは、古人が船をつかって魔物や疫病神をはらう巫術活動から起こったものだ」と考えられます。

 現在、竜船競漕は祭りの慣習だけでなく、近代的なスポーツとしても体系化されています。氷上での竜船競漕の試合まで行っています。

 情報提供:人民中国

文・北京旅行網

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