オリンピック名所巡り:オリンピック公園-オリンピックタワー-オリンピック森林公園-国家スピードスケート館「氷絲帯」

2021-06-30

今年は中国共産党創立100周年であり、北京市文化観光局は、市民が赤色の観光資源を訪れ、赤色の思い出を体験できるように、10の精選された赤色観光ルートを正式に立ち上げました。今回はオリンピック名所巡り:オリンピック公園-オリンピックタワー-オリンピック森林公園-国家スピードスケート館「氷絲帯」という観光路線をお勧めしたいと思います。

オリンピック公園は、オリンピックのメイン会場であり、オリンピックスタジアムの中で施設が最も集中しているエリアです。北京オリンピックタワーには、前向きな五輪精神が含まれています。オリンピック森林公園は、山水、植物などの自然景観を主とした持続可能な生態ゾーンです。国家スピードスケート館は、北京冬季オリンピックの氷上競技の唯一の新設競技会場として、現在の国内スタジアム建設の最高レベルに達しています。

オリンピック公園

オリンピック公園は、オリンピックのメイン会場、オリンピックスタジアムの中で施設が最も集中しているエリア、そして北京市中心部の北部にある重要な機能エリアと公共活動センターです。「グリーンオリンピック」は、北京オリンピック開催の3大コンセプトの1つです。オリンピック公園の計画方案は、北京の旧市街の中心軸の設計コンセプトに基づいており、軸の北端には山と水の自然風景を取り入れ、公園全体を貫く水系があり、山体、水系、中心軸、各機能の要素を統合した異なる形の景観が形成されています。

オリンピック公園の重要な一部である森林公園は、北京の中心軸に新たな広がりを与え、世に比べる者がない都市中心軸を自然風景に完全に溶け込ませ、中国古来の「天人合一」の思想を反映し、自然への敬意を表現しています。

オリンピック公園の水系は巨大な龍のように南から北へと公園全体を貫いており、水系の先頭部分が森林公園の湖エリアとなっています。このエリアは森林公園の南部の中央に位置しており、山と合わせて森林公園で最も雄大な自然景観を形成しています。

注意事項:

公園内の主要なイベントを順調に実施するため、準備作業の要求に応じて、2021年6月6日0:00から7月1日0:00までの間に、北京オリンピック公園の中央部を一時閉鎖いたします。具体的な範囲は、東には北辰東路(道路を除く)、南にはオリンピック公園の第3セキュリティチェックゲート、西には北辰西路(道路、デジタル北京ビル、国家体育館公交場駅を除く)、北には国家スタジアム北路(道路を除く)までです。その際、指定されたセキュリティチェックゲートを通って入園できる特別なイベント専用カードを持つ人を除き、公園の中央部は一時的に一般公開されていません。なお、オリンピック森林公園は通常通り開いています。

住所:北京朝陽区北辰東路15号

オリンピックタワー

北京オリンピックタワー(中国語表記:奥林匹克公园瞭望塔)は、国際オリンピック委員会がオリンピックリング五輪のロゴを恒久的に設置することを承認した世界で最も高いビルです。2016年6月12日に「北京オリンピックタワー」と正式に命名されました。オリンピックリング五輪のロゴが永久に飾られて以来、都市ロゴ・ランドスケープ、旅行観光、文化展示など、複数の機能を担っています。

北京オリンピックタワーの塔本体は、高さ186メートルから246.8メートルの5つの独立した塔で構成されています。「生命の木」をデザインコンセプトとして設計され、生命の木が地殻から抜け出して自然に成長し、タワーの最上部で徐々に四方八方に伸びて樹冠を形成することを意味しています。高さの異なる5つの塔は、空中で一体化したり分裂したりしているように見え、独特の形をしており、オリンピック五輪ような前向きな精神を体現しています。

北京オリンピックタワーの文化的内容を継続的に充実させ、オリンピック精神を広めるために、オリンピックタワーは2018年6月12日に常設の「オリンピック文化展」を開始し、2019年6月12日に北京市内で最大規模の「北京2022公式ライセンス商品小売店」をオープンしました。

北京オリンピックタワーに登ると、「鳥の巣」や「ウォーターキューブ」などオリンピック公園全体を一望でき、晴れた日には、望遠鏡で北京の郊外を見ることもできますよ!

オリンピック森林公園

北京オリンピック森林公園は、山水、植物などの自然景観を主とした持続可能な生態ゾーンであり、北京の中心部と外周部との間の緑の障壁となっています。

オリンピック公園の重要な一部である森林公園は、北京の中心軸に新たな広がりを与え、世に比べる者がない都市中心軸を自然風景に完全に溶け込ませ、中国古来の「天人合一」の思想を反映し、自然への敬意を表現しています。

オリンピック森林公園は、生態系森林公園として位置づけられており、主に山と水に囲まれた大規模な自然景観を構築し、自然で詩的で雰囲気のある空間芸術的概念を作り出し、市民に優れた生態学的レジャー環境を提供しています。

オリンピック森林公園の森林、草原、湿地、水域は、動植物の回復に役立ち、最終的には生物多様性を実現し、生態系サービスの価値を高め、周辺住民の生活環境を改善します。

小さな橋と流れる水、鳥の鳴き声と花の香り、緑の葉が茂って木陰、さざ波が揺らいでいるオリンピック森林公園は、南方庭園の風光明媚と北方山水の大気荘厳を完璧に融合させ、中国数千年の伝統的な園芸文化の概念を体現しています。そこにオリンピックスポーツの要素を取り入れ、現代的な雰囲気を持つ中国式庭園を形成しており、刻々と変化する、万物を網羅している中華文化の魅力を示しています。

住所:北京朝陽区科荟路33号

国家スピードスケート館「氷絲帯」

北京冬季オリンピックの氷上競技の唯一の新設競技会場として国家スピードスケート館は、現在の国内スタジアム建設の最高水準に達しています。建設面積は約8万平方メートル、観客収容数は約1万2千人で、冬季オリンピックのスピードスケート競技の競技会場となり、その時14個の金メダルがここで誕生します。

国家スピードスケート館は、設計コンセプト、技術プロセス、材料選択、および建設技術において革新的な突破を達成しました。国家スピードスケート館は、大スパン馬鞍形単層直交ケーブルネット構造を備えております。国家スピードスケート館は、ハイテク曲面ガラスカーテンウォールシステムが組み立てられています。3,360枚の曲面ガラスがスピードスケーターの高速滑走を象徴する「リボン」の形を形成しました。また、遷移臨界CO2による直接冷却技術が採用され、アジア最大級の12,000平方メートルの全氷面を実現しました。

未来の国家スピードスケート館は、フルライフサイクルのスマートスタジアムであり、「グローバル・デジタル・ツイン・システム」、「屋内外統合型測位ンシステム」、「エネルギー管理システム」、そして新しい「BIM運用・維持管理システム」などの科学技術を導入します。それによって、会場は「スマートブレイン」を備えるようになります。「スマートブレイン」を搭載した国家スピードスケート館は、アスリートや観客に新たな競技体験や観戦体験をもたらします。

世界最大の大スパン馬鞍形単層直交ケーブルネット構造を採用した「氷絲帯」(氷のリボン)は、12,000平方メートルの全氷面を採用し、冬季オリンピック期間中にスピードスケート競技試合やトレーニングに使用されるだけでなく、大会終了後も「ディズニー・オン・アイス」として市民向けの氷上活動場所にも変換されます。

住所:北京市朝陽区オリンピック公園林萃路2号【劉一都 訳】

北京旅游网翻译

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