今年は中国共産党創立100周年であり、北京市文化観光局は、市民が赤色の観光資源を訪れ、赤色の思い出を体験できるように、10の精選された赤色観光ルートを正式に立ち上げました。今回は天安門広場での国旗掲揚‐毛主席記念堂‐国家博物館という観光路線をお勧めしたいと思います。

天安門広場の国旗は中華人民共和国のシンボルであります。毛主席記念堂は中国共産党と中国の最高の記念館であり、毛沢東を核として第一世代の革命指導者の記念館であり、中国愛国教育の模範基地でもあります。中国国家博物館は世界最大規模を誇る巨大博物館です。

天安門広場での国旗掲揚

北京の中心に位置する天安門広場は、南北の長さが880メートル、東西の幅が500メートル、面積は44万平方メートルです。100万人が集まることができる世界最大の都市広場であります。

天安門広場の国旗は中華人民共和国の象徴です。旗の大きさは縦5メートル、横3.3メートルで、旗竿の高さは30メートルです。旗竿の台座には漢白玉（アラバスター）が使われています。1997年、天安門広場は中国共産党中央宣伝部から最初の愛国主義教育模範基地100ヶ所に選ばれています。

天安門広場で国旗を掲げる瞬間と下げる瞬間は、それぞれ天安門広場に太陽が昇るのと沈むのを見る瞬間です。中国が太陽とともに輝き、繁栄することを意味しています。

注意：本人確認書類の携帯が必要で、危険物の持ち込みは厳禁です。

アクセス：

国旗掲揚バス路線： 夜1番で(四恵駅-老山バス駅方面　始発：23:20 終発：04:50)天安門東駅または天安門西駅まで下車します。 夜2番で（万源路-祁家豁子方面　始発：23:20 終発：04:50）天安門東駅または天安門広場東駅まで下車します。 夜17番で（北京南駅-北京駅東方面　始発：23:20 終発：04:50）天安門東駅または天安門広場東駅まで下車します。

国旗降納バス路線：1番、2番、52番、82番、120番、観光2番のバスで天安門東駅または天安門西駅まで下車します。

地下鉄路線：1号線で天安門東駅または天安門西駅まで下車します。

毛主席記念堂

天安門広場に位置する毛主席記念堂は、敷地面積5.72ヘクタール、総建築面積33,867平方メートルです。1976年11月に建設され、1977年9月9日に公開されました。本館は列柱式の四角い本体で、南北の正面には「毛主席記念堂」という6文字を刻んだ漢白玉があり、外周の回廊を44本の花崗岩の四角い柱が取り囲んでおり、荘厳で独特の民族的なスタイルを持っています。

毛主席記念館は、中国共産党と中国の最高の記念館であり、毛沢東を核とする第一世代の革命指導者の記念館であり、中国愛国教育模範基地でもあります。1階には、北大庁、瞻仰庁、南大庁があります。2階には、毛沢東、周恩来、劉少奇、朱徳、鄧小平、陳雲の革命記念室と映画館があります。人々が記念イベントを行い、革命家の偉大な功績、輝かしい思想、崇高な精神に敬意を表し、学ぶための重要な場所です。40年以上にわたり、党中央委員会は、毛主席記念堂の落成式と毛沢東生誕90周年、100周年、110周年、120周年、新中国建国70周年の際に、ここで盛大な記念イベントを行ったことがあります。1977年の開館以来、延べ2億3,000万以上の観光客、180人以上の外国首脳及び政府首脳を迎えました。

毛主席紀念堂1階で一般公開されている室 北大庁は観覧ツアーの入り口であり、記念式典が行われる場所でもあります。中央には、毛沢東の漢白玉の座像があり、親切で生き生きとしたイメージを示しています。背景には「祖国大地」という幅広い刺繍の壁画があり、偉大なる祖国の壮大な風景が描かれています。

瞻仰庁には中国の国旗五星紅旗に包まれた毛主席の遺体が水晶の棺に安置されています。台座はそれぞれ党徽章、国徽章、軍徽章で囲まれています。

南大庁は、観覧・見学用の出口です。北側の漢白玉の壁には毛沢東の詞「満江紅・和郭沫若同志（満江紅 郭沫若同志に和す）」が金文字で彫られています。社会主義革命と建設を遂行し、覇権主義に対抗する中国人民の強い決意を表しています。

毛主席紀念堂2階で一般公開されている室――毛沢東、周恩来、劉少奇、朱徳、鄧小平、陳雲の革命の業績を称える紀念室は、この6人の偉大な業績を展示し、彼らの輝かしい思想、崇高な精神を記憶する場所です。記念室の展示は、多くの参考写真、資料、物品を通じて、中国共産党が全民族を率いて革命と建設を行った歴史的な姿を展示し、中国の革命と建設の各時期における6人の輝かしい業績を映し出しています。

ドキュメンタリー映画『千秋偉業』を通じて、中華民族が立ち上がって、豊かになって、強くなっていく栄光の道のりを鮮明で貴重な歴史的映像で紹介します。そして毛沢東思想、鄧小平理論、三つの代表、科学的発展観、習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想という中国共産党の指導思想の継承及び発展を紹介しています。

注意事項： 毛主席記念堂のオープンは2021年6月23日から7月1日まで中断されます。

毛主席記念堂は、感染症防止の要求に応じて、実名制の見学予約を実施しています。人民網毛主席記念堂プロジェクトウェブページ、毛主席記念堂のウィーチャット公式番号、毛主席記念堂予約のウィーチャットプログラムで、1～6日前に予約してください。毎日2万人分の予約を行い、状況によって適当に増やします。

営業時間：毎週火曜日～日曜日 8:00～12:00（祝日、関連記念日、天安門広場でイベントがある場合は別途お知らせします。）

予約について：人民網毛主席記念堂プロジェクトウェブページ、毛主席記念堂のウィーチャット公式番号、毛主席記念堂予約のウィーチャットプログラムで、1～6日前に予約してください。

お問い合わせ時間：開放日8:00-12:00；別時間帯：010-65120909

個人予約：010-55605013

グループ予約：010-55605020

中国国家博物館

中国国家博物館は、1912年に設立された国立歴史博物館準備室でありました。2003年には中央政府の決定により、中国歴史博物館と中国革命博物館が統合され、中国国家博物館になりました。新博物館は、総敷地面積7万平方メートル、高さ42.5メートル、地上5階、地下2階、48の展示ホール、建築面積約20万平方メートルで、世界最大規模の博物館です。

中国国家博物館の現存するコレクションは140万点以上にのぼり、古代文物、現代文物、書籍、古書、美術品などさまざまなカテゴリーにわたっています。そのうち、古代の文物が81万5千点（セット）、現代の文物が34万点（セット）、書籍や古書が24万点（冊）以上、合計6千点（セット）近い第一級の文物があります。近年では、特に中国共産党第19回全国代表大会以来、国家博物館は、革命的な文化、現代の先進的な文化を反映する代表的なコレクションを増やすために、文化的な遺物を公募しています。毎年は古代文物約50セット、現代文物と実物、芸術作品1000セット余を収集しました。

中国国家博物館の展示には、基本展示、テーマ展示、企画展示があります。中でも、「古代中国」、「復興の道」、「復興の道の新時代部分」は、国家博物館の基本展示であり、中国の優れた伝統文化、革命文化、先進的な社会主義文化を普及させ、中国文化の育成と実践の重要な場所でもあります。

テーマ展示は主に収蔵されている文物をテーマにした展示です。中国古代の青銅器、仏像、玉、磁器、国からの贈り物、現代の美術品、アフリカの木彫品など10以上のテーマ展示があります。企画展示には、自主企画展と紹介交流展の2種類があり、歴史文化、優れた文物、考古学的発見、芸術作品、地域文化、国際交流など、さまざまな側面をカバーしています。毎年平均40以上の展示会が開かれます。

訪問方法：実名で訪問予約をする仕組み（時間帯別）で、予約数は枠が埋まるまで1日3万件です。

営業時間：9:00開場、16:00入場停止、16:30観客退場、17:00閉館、土曜日は21:00閉場に延長、毎週月曜日は定休日です。

バス路線： 1番、2番、52番、82番、120番、観光2番、観光バス1番、観光バス2番で天安門東駅まで下車します。

地下鉄路線：1号線で天安門東駅まで（C出口、D出口）下車します。

お問い合わせ: 010-65116400 (9:00-16:00)

住所：北京市東城区東長安街16号天安門広場東側【韓喬　訳】