対外開放姿勢を示す名所巡り:北京大興国際空港‐鈞天坊古琴基地‐同仁堂零号店

2021-07-02

今年は中国共産党創立100周年であり、北京市文化観光局は、市民が赤色の観光資源を訪れ、赤色の思い出を体験できるように、10の精選された赤色観光ルートを正式に立ち上げました。今回は対外開放姿勢を示す名所巡りの旅、北京大興国際空港‐鈞天坊古琴基地‐同仁堂零号店という路線をお勧めしたいと思います。

北京大興国際空港は、見事で豪華な外観を持ち、世界記録をつくる先進的なテクノロジーを数多く備えています。鈞天坊古琴基地では、古琴の芸術をよく理解することができます。同仁堂零号店は、中国の伝統文化と現代的なライフスタイルを統合し、顧客に適するサービスを提供します。

北京大興国際空港

北京大興国際空港は、北京市大興区と河北省廊坊市の境目に位置し、大型国際中枢空港として位置づけられています。

首都空港T3ターミナルビルの「一」の形とは異なり、大興空港の外観は、雪花、ヒトデの形に似ています。最初のデザインは、龍の形をしている首都圏空港T3ターミナルビルに呼応するように、翼を広げて飛び立とうとしている鳳凰で、「龍と鳳凰が幸運を贈る」という意味が込められています。

空港の内部はさらに、息を呑むような美しさと言えます。コアエリアの屋根は投影面積が18万平方メートルに達するが、8本のC型柱と12本のタワー型柱だけで支えられています。

ターミナルビルには、新型の双曲面拡散反射天井が採用されており、C型柱の側面から上面まで連続的に変化し、「瑞雲」のような形を形成しています。

ルーフセンターは自然光システムを構成しており、室内の60%以上を自然光で照らすことができます。

C型柱の開口部の側面は巨大な光のカスケードを形成し、日中のターミナルビルの内部に十分な照明を提供しています。大興国際空港は中国建築の最高峰と言える世界最大の単一ターミナルビルです。

空港ターミナルの敷地面積は140万平方メートルで、単一のターミナルビルとしては世界最大で、天安門広場63個分に相当し、屋根の投影面積だけでもサッカー場25個分に相当します。

ドームは63,400本の鉄製構造物を溶接して作られており、その総重量は55,000トンです。これは「鳥巣」に使われている鉄の半分に相当します。

北京大興空港の「鳳凰の翼」の骨は、12,300個の球形節点と60,000本以上のロッドで構成されています。 ターミナル全体で12,800枚のガラスが使用されており、そのうち8,000枚以上のガラスが屋根に使用されています。数えきれないスチール製のメッシュフレームやガラスブロックの中で、同じ仕様の物を選ぶことはできません。

空港は、メインターミナルビルを中心に、南東・中南・南西部に長さ411mの3本のコンコース、北東・北西部に長さ298mの2本のコンコースで構成されています。二階建てにより、ターミナルの中心から各ゲートまでの距離が最適化されています。

メインターミナルからどのゲートにも最大600m以内の歩行距離で、8分以内で行くことができます。「中国園」「磁器園」「野原園」「シルク園」「茶園」の中庭は、屋内外の空間が一体となっており、乗客がリラックスして待てる環境とアクティビティスペースを提供しています。

その中、中国園は八角亭、六角亭、オープンホール、パビリオン、廊下など中国風の建物 が多くあります。一般的に家族と乗客はセキュリティチェックで別れますが、大興国際空港の5階にある商業エリアには、「親友のお見送りエリア」が設けられており、乗客はロビーを振り返って家族との別れを惜しむことができ、飛行機を待つ家族の姿を高いところから見ることもできます。

大興国際空港は豪華な外観を持つだけでなく、数々の世界記録をつくる先進的なテクノロジーを備え、これ以上ないほど良いサービスを提供しています。その運営により、北京、さらには北京-天津-河北地域全体の航空パターンが変わっていくでしょう。

アクセス:地下鉄10号線で草橋駅まで行き、478メートル歩き、大興空港線に乗り換えて大興空港駅まで行き、下車して48メートル歩けば到着します。

鈞天坊古琴基地

鈞天坊古琴基地は、古琴芸術の代表的な継承者である王鵬によって建てられたものです。2つの巨大な木製の扉が外の騒々しい世界を隔てている静かな環境にあります。中庭に入ると、まず目に飛び込んでくるのが木製の大きい琴の彫塑で、その周りには木や花、池、竹、橋などがあります。そのデザインが中庭全体をより活気あるものにしていて、スタイリッシュな雰囲気を醸し出しています。

鈞天坊古琴基地の教室や古琴展示場でも古琴が見られます。古琴の製作には2年がかかると言われており、材料の選定、成形、研磨、弦の張り方など、何十もの緻密な作業が行われます。 鈞天坊博物館は、古琴の芸術をより深く知ることができる場所です。当館の「竹里館」には、貴重な『四庫全書』の複製が、書架に整然と並べられています。古琴に関わるものには、ラベル付きのメモが添えられており、鈞天坊の人々が伝統文化を愛し、専門性を追求し続けていることがわかります。中心となるのは文物展示室で、王鵬氏が収集した名琴やさまざまな古代の曲譜が展示されています。これらの古くて貴重な楽器を見ると、伝統文化の強い生命力と文化継承者の責任の大きさに敬意が溢れています。

博物館の「山居」スペースがあり、パフォーマンスや教育のための公共文化体験スペースであり、芸術的な雰囲気に満ちた場所となっています。鈞天坊は、古琴の哲学と現代のデザインコンセプトを融合させ、伝統文化の精神と生きた美的空間を備えた自然で調和のとれた美的観念を反映しています。このような美しい環境の中で、先生が奏でる「鴎鷺忘机」を聴いていると、心が徐々に落ち着いてきます。

会場の営業時間:月曜日~金曜日

予約電話:010-89237596

住所:北京市大興区魏善庄鎮前苑上村西劉路

同仁堂零号店

同仁堂零号店の正式名称は「北京同仁堂知嘛健康零号店 象-食-養-医現代中国医学体験基地」です。「知嘛健康零号店」は東洋の伝統文化と現代のライフスタイルを統合しています。「食」、「象」、「養」、「医」の4つの展示エリアがあります。世界最大級の漢方薬調合台があり、二十四節気と合わせて9つの体質に適するサービスを提供します。来場者体験エリアには、茶飲料エリア、パンエリア、コーヒーエリア、フードセラピーエリア、赤ワインエリア、セラピーエリア、漢方治療エリアなどがあります。

開放時間:9:00~20:00(毎日)

住所:北京同仁堂健康薬業大興生産基地研発楼1-3F

予約方法:「知嘛健康」ウィーチャット公式番号【韓喬 訳】

北京旅游网翻译

モデルコース
人気おすすめ