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最も味のある北京の伝統民居、濃厚な文化や生活の暖かさ

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 北京のような高層都市では、都市の文脈である伝統民居がさらに貴重であります。北京の伝統民居といえば、四合院が代表格であります。こういう住宅はおよそ元の時代に建てられ始めたが、現存する四合院のほとんどは清の時代から造られたもので、それぞれ独自のユニークな物語を記録しています。四合院を見学したことがないと、北京の濃厚な文化や生活の暖かさを理解できません。

 老舎記念館

 老舎記念館は北京市東城区豊富胡同19号に位置し、その著作が世界38カ国で翻訳されている中国文学界の巨匠・老舎が1950年から1966年まで北京に滞在する住所でした。老舎の本名は舒慶春、字は舎予。老舎とはペンネームで、苗字の「舒」の字の偏をとったものとされています。代表作として、『駱駝祥子』、『四世同堂』、『茶館』などが挙げられます。

 中に入ると、目隠し塀が目の前に現れます。上に老舎の妻だった胡潔清氏が書いた「福」という字があります。狭い門の奥には割と広い庭で、中庭を囲んで部屋がいくつもあります。

 現在、すべての部屋は既に展示室として利用されています。正房は老舎と家族が暮らしている部屋で、主に寝室、応接間からなっています。この部屋は昔の様子をそのまま維持しているので、観光客はここで老舎の生活の様子を身近に感じることができます。正房の左側は老舎の作品の原稿とその拓本が展示されています。右側の展示室は老舎の生涯・経歴が展示されています。

 また、老舎は花を育てるのが好きで、疲れた時に常に庭で花見をしたりします。庭の柿の木も彼が自分で植えたもので、生い茂った緑の葉の中には赤い柿がたわわに実っており、ほかにも詩の境地があります。そのため、胡潔清氏はここを「丹柿小院」と名付けました。

 住所:北京市東城区灯市口西街豊富胡同19号

 チケット:無料

 営業時間:9:00-17:00(月曜休み)

 梅蘭芳記念館

 梅蘭芳は初めて京劇を国外で演じ、外国人に紹介した京劇俳優であります。日本では1919年、1924年、1956年に公演を行い、彼の名前は日本中に知れ渡りました。北京護国寺の狭い通りを入っていくと、その奥の護国寺街9号にある北京の伝統的民家である四合院が目に入ります。こここそ世界的に有名な戯曲芸術の大家・梅蘭芳の旧居であります。

 この典型的な四合院に梅蘭芳は1950年に移り住んだ場所でした。梅蘭芳記念館はかつて慶王府の一部でした。この典型的な二重四合院に入ると、まず目に入ったのは青いレンガと灰瓦の壁です。壁の前には漢白玉の梅蘭芳の半身像があります。庭には柿の木が二本あり、「事事平安」という願いが込められています。

 母屋に当たる3間の北棟は現在も当時のまま保存されており、客間であった中央の部屋には梅蘭芳が生前に愛用していた堅木の家具が置かれています。客間の東側が梅蘭芳夫妻の居間兼寝室、西側が書斎で、室内の家具、壁に掛けられた写真、書画が上品な文化的雰囲気を醸し出しています。梅蘭芳の書斎に収蔵されているのは、大変に貴重な京劇の台本であります。西の棟は、現在は「戯劇芸術資料室」になっており、1965年に福芝芳夫人と子供たちが国家に寄贈した3万点余りの戯曲の資料が収蔵されています。また、東の棟には梅蘭芳が成し遂げた国際文化交流の業績に関する資料が収められています。

 住所:北京市西城区護国寺大街9号

 チケット:大人は10元

 開放時間:9:00-16:00(月曜休み)

 郭沫若故居

 「北京郭沫若故居」、現在は「郭沫若記念館」となっております。郭沫若は中国の詩人、作家、神話学者などなど、幅広い分野で活躍していた学者です。

 この四合院故居は北京の「胡同めぐり」「王府めぐり」などの観光ルートの出発地として知られています。記念館の敷地面積は7000平方メートル、建設面積は2280平方メートルです。その入り口は西側にあり、入り口の表札の「郭沫若故居」は鄧穎超が1982年に書いたものです。

 春になると、庭にある樹木と花は相変わらずに青々と茂っています。垂花門内にある郭沫若氏の書斎、寝室、居間、奥さんの於立群氏の事務室は、全て在世の時の様子が保留されています。東西両側と後ろ側の部屋は陳列室となり、「郭沫若の文学世界」、「郭沫若と中国史学」、「郭沫若の人生の歩み」という三つの部分から構成されています。

 住所:北京市西城区前海西街18号

 チケット:無料

 開放時間:9:00-16:30(月曜休み)

 魯迅故居

 魯迅が北京で最後に暮らした場所である魯迅旧居は魯迅自身が設計・再建した四合院で、全体が小さくて一目瞭然ですが、当時の魯迅の生活の原風景でもあり、座ってみると騒がしい都会の中での貴重な心の安らぎを感じることができます。 緑の煉瓦とグレーの壁でできた小さな四合院は東側の壁に「西三条胡同21号」と書かれた札がかかっており、その隣には、郭沫若が書いた「魯迅故居」の看板があります。ホールの裏手には、北京人が「虎の尾」と呼ぶ小さな部屋があり、それは魯迅が自らで設計した寝室兼書房です。

 魯迅はこの小さな部屋で、『華蓋集』『華蓋集続編』『野草』の三つの本を書き上げました。「私の裏庭では、壁の外に2本の木が見えます。一本はナツメの木、もう一本もナツメの木です」という名文は、ここで作成されたものです。

 魯迅の北京での旧居は現在、魯迅博物館となりました。魯迅の生涯展示館では文物、書籍など7万点以上あり、そのうち759点は国家一級の文物です。主に魯迅の原稿、魯迅の生涯の史料、書籍、友人からの手紙などの文物があり、許広平、周作人、周建人、章太炎、銭玄同などの新文化運動時期の人間の物があり、魯迅の編纂物、翻訳物、編集物、現代文学シリーズの新旧の定期刊行物なども多くあり、中国や外国の版画の名作や呉冠中、李可染、蒋兆和など有名画家の作品などもあります。

 歴史的な資料や物語を知るだけでなく、魯迅博物館では、楽しいショッピングもできます。北京で最も魯迅関連の書籍が揃っていると言っても過言ではない書店や、文学的な雰囲気のあるカフェや喫茶店などもあります。

 住所:北京市西城区阜成門内大街宮門口二条19号

 チケット:無料

 開放時間:9:00-16:00(月曜休み)

 茅盾故居

 作家茅盾(1896‐1981)が以前住んでいた旧居は故宮の東北に位置しています。茅盾の本名は沈雁冰です。中国の有名な作家として、魯迅らとともに文学革命を推進しました。

 茅盾は1974年に引っ越してきてから1981年になくなるまでこの四合院に住んでいました。小さい入口から入ると、「院子」と呼ばれる広々とした中庭が登場します。中央に置かれた茅盾の胸像が、生前育てたブドウ棚を眺めている様子にジーンとくるのでした。中庭を四方から囲んでいる建物には、びっしり推敲された代表作『子夜』の手稿のほか、茅盾が使った年代物の冷蔵庫や調度品が展示されています。

 現在、ここは当時の生活空間がそのまま展示場となり、遺品や豊富な資料で茅盾の多彩な文学活動の足跡を紹介しています。伝統的な北京の文人の暮らし向きを知るうえでも貴重なみどころです。入口西側には「子夜書屋」とレンガ塀に書かれた書店があり、茅盾の生涯に執筆した多数の作品や記念品が販売されています。書斎や寝室、応接間などが生前のままに復元されており、彼の写真やその他の資料が展示されています。

 住所:北京市東城区後圓恩寺胡同13号

 チケット:無料

 開放時間:9時~16時(月曜休み)

文・北京旅行網

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