中華世紀壇は21世紀を迎えるために建てられたものであります。新世紀に向けてのカウントダウンもここで行われ、21世紀の到来を意味する21の除夜の鐘が鳴らされました。この鐘は、「高さ6.8メートル、直3.38メートル、重量50トン」と、世界最大級のものです。
世紀壇の南側にある聖火台には、北京原人の化石が見つかった周口店遺跡で採った火が点火されました。これは「中華民族の文明の火」として永遠に灯し続けられています。
今の中華世紀壇は世界芸術館として使用され、中国初の世界芸術品を収蔵、展示、研究対象とした公益国家文化事業機構であります。
中国には2000カ所ぐらいの博物館や記念館がありますが、外国の文明・文化の紹介をメインテーマとしているのはここだけです。独自の収蔵品は持たず、その都度、外国との交流により展覧会を開いています。
入場料:無料(入場にはIDカードが必要です)
電話:86-010-84187900
営業時間:火曜日―日曜日(月曜日は休業)9:00―17:00
住所:北京市海淀区復興路甲9号
アクセス
地下鉄での場合:地下鉄1号線で軍事博物館駅(北西出口A)下車してすぐ到着できます。
バスでの場合:1、21、68または337番バスに乗り、軍事博物館停留所まで行きます。32、65、または414番バスに乗り、玉淵潭南門(玉淵潭南門)停留所まで行きます。
予約:グループツアー(20歳以上)は入場の前日に電話で予約する必要があります。