天安門広場の近くにある「北京商業第一ビル」

2021-09-08

北京で最もファッショナブルな場所といえば、三里屯や后海などを思い浮かべるでしょう。実は北京には観光客に見落とされがちな場所があります。北京に住んでいる人たちは、時々ここに来て散歩をします。

ご存知の通り、前門大街、大柵欄などの人気スポットが集まっている北京前門は北京を訪れた際には必ず立ち寄るべきスポットであります。

前門大街の隣には、600年の歴史を持つ文化歴史街「大柵欄」があり、その中に「勧業場」を中心とした「北京坊」があります。

天安門広場の南西800メートルに位置する北京坊は、北京の歴史的な蓄積と国際化が融合し、お互いに補完し合い、訪れた人が目を見張るような場所です。

北京坊は、元々の古い商店街である大柵欄とは異なり、文物保存単位である百年勧業場を核として、近代的な商業・文化地区に変わっています。

中国の伝統的な建築要素と現代のシンプルなスタイルを取り入れ、中華民国時代の建築の特徴を継承し、独特の味わいを形成しています。

ここでは、謙祥益、塩業銀行の跡地、交通銀行の跡地など、各レベルの文化遺産の元の姿を見ることができます。

北京坊の核となる建物は、1905年に建設された「勧業場」です。既存の建物は1923年に設計・建設されたもので、西洋バロック建築のエッセンスが取り入れられています。

ここは北京で初めてエレベーター遊技場を備えたビルで、かつては「北京商業第一ビル」と呼ばれていました。古い北京のトレンドセッターであり、都市の記憶でもあった北京坊は、現在では北京文化の新たなランドマークとなっています。

悠久なる歴史、多様な文化的雰囲気があり、芸術やイノベーション、飲食などの国際的なハイエンドブランドが次々と進出しています。

北京坊の前門楼に面したPageOne書店は窓から、正陽門楼、城楼、旧前門駅などが一望できることから、大人気とした観光スポットとなっています。現代化生活の中で古い建物から古典と現代との衝突が見えます。

住所:北京市西城区北京坊

北京旅游网翻译

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