数百年の文化を受け継ぐ報国寺は北京市西城区報国寺前街1号に位置します。報国寺は北に位置して南を向いており、主な建物はいずれも南北向きの中軸線に建てられています。元々七つの門がある構造でしたが、あとから毗盧閣ができ、高さ「三十六級」の建築物になりました。内には一尺(測量単位)ほどの磁器の観音像があり、「窯変観音」と呼ばれています。
康熙十八年、北京に大地震がおこり、報国寺の大半の建築が地震で崩れましたが、清・乾隆十九年に再建され、「大報国慈仁寺」に改名されました。もともとの名物「書市」は瑠璃廠の書市の振興により徐々に衰えていきましたが、現在、報国寺は再び数百年の文化を受け継ぎ、書市の文化を広めていきます。
入場料:8元
電話番号: 010-63173169、010-63030976
営業時間:8:00~16:30
住所: 北京市西城区広安門内大街1号
アクセス:
地下鉄での場合: 地下鉄7号線の広安門内駅で下車し、B出口に出て約120メートル歩きます。
バスでの場合:
1. 5、6 番バスに乗り、牛街路口西駅に降ります。
2. 19、38、40、50、57、76、78、109、133、381、676番バスに乗り、広安門内駅で下車します。