北京植物園は西山の臥仏寺の近くに位置しています。1956年に国務院より承認され、造園が始まりました。ここの面積は400ヘクタール、中国の華北地方、東北地方、西北地方の植物資源の収集、展示、保存などを主におこなっており、科学の研究と普及、レジャー、植物の種の保存、新種の開発などの機能を一体にした総合植物園といえます。さらに一部では華中地方、華南地方の亜熱帯植物も一緒に展示しています。「各地の実情に適した措置をとり、地形を生かして庭園をつくり、植物を際立たせる」という原則にのっとり、植物園にはすでに松柏区と10数種類の花園が造園されています。

各庭園にはそれぞれに特徴があります。中国とイタリアの田園風景、整然として厳格な雰囲気のフランス宮廷庭園、イギリスの風格が漂う広々とした庭園などがそうであります。各園内では草木が青々と茂り、花が咲き誇ります。生き生きとした造形の彫刻と精巧で風変りなあずまやが、樹木と草花の中に配置されています。植物と建築物とのコントラストが美しく、お互いを引き立てあっています。

入場料：5RMB　　

特別展の期間：10RMB

電話番号：010-82598771; 010-82712345

営業時間：

夏季：火曜-日曜6：00－19：00（月曜定休）

冬季：火曜-日曜7：00－17：00（月曜定休）

住所：北京海淀区香山路

アクセス：

地下鉄での場合：地下鉄西郊線に乗り、植物園駅で下車します。

バスでの場合：318、360、505、563、698、または932番バスに乗り、北京植物園駅で下車します。

予約：新型コロナ感染拡大防止期間中、事前に公式ホームページで予約する必要があります。