香山公園は北京の北西部郊外、西山山脈にあります。北京市内から約20キロ離れていて、面積はおよそ16万平方メートルになります。皇室の庭園が今に残る有名な森林公園といえるでしょう。
香山公園は西暦1186年から造園がはじまっているため約800年の歴史があります。元、明、清王朝のすべての王朝においてこの地に離宮が造園されました。つまりここは皇家の人々が遊びに来るところでありました。当時この地にはさまざまな楼閣が建てられていましたたが、残念ながら、8カ国の連合軍が来た際に焼き討ちにあい、今はもう残っていません。1956年から一般開放され、現在では北京の十大公園のひとつに数えられています。香山の最高峰は「香炉峰」または「鬼見愁」といわれ、標高557メートルになります。
香山公園は中国で最も有名な紅葉の名所のひとつに数えられます。北京では秋の景色が一番美しいところと言われています。楓は清の乾隆帝時代に植えられたもので、200年余り経った現在ではすでに99000株の規模にまで増えています。10月中旬から11月上旬にかけては、山一面に紅い絨毯が敷かれたような美しい景色を見ることができます。
入場料:
ピークシーズン:10人民元; コンボチケット:15人民元
オフシーズン:5元; コンボチケット:14人民元
電話番号:010-62591264
営業時間:
4月1日-11月15日:6:00-18:30
11月16日ー3月31日:6:00-18:00
住所:北京市海淀区香山売買街40号
アクセス:
地下鉄の場合:地下鉄10号線で巴溝駅まで行き、西郊線に乗り換え、香山駅で下車します。
バスでの場合: 318、331、360、634、696、698、714番バスに乗り、香山公園駅に降ります。
予約:ウィチャットでの公式アカウントを通して予約する必要があります。